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「交通事故」が特に起こる自治体ランキング

2019年07月19日 06時38分12秒 | 日記

東洋経済が「交通事故」が特に起こる自治体ランキング300を掲載していた。結果はクルマ依存度の高い地域が上位占めると言う。300の自治体を掲載すると表が大きくなるので、100飲みにした。また、通勤や通学などで人口が集中し、昼間の人口が夜間の人口の2倍以上になる〔昼夜間人口比率(夜間=100)が200を超える〕千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区はランキングから除外している。昼間人口が極端に多い東京都心は住民人口に対して交通事故件数が他自治体と比べて多い結果となってしまうためだ。

資料は下記の都市データパック。

佐賀県・静岡県・福岡県でとくに多い結果に

ランキング1位になったのは、九州地方の佐賀県神埼市。千人当たり交通事故件数が12件という結果だった。世帯当たり乗用車保有台数も全自治体の上位6%にランクインしている。神埼市の生活圏は、近隣の佐賀市や久留米市、少し離れるが福岡市も含まれる。車を利用して往来する人の多さが、交通事故の多い理由だと考えられる。近隣地域からも佐賀市と小城市が3位に入るなど交通事故件数が目立つ地域だ。

2位には、東海地方から静岡県浜松市が10.2件でランクイン。幹線道路を多く有し、関東圏から関西圏を結ぶ交通の要衝である。物流を担うトラックも往来し、交通量自体が多いことがランキング上位となった要因の1つだと考えられる。また、本ランキングの50位中14自治体が静岡県からランクインし、県としても交通事故の多さが目立った。

人口と交通事故件数は比例関係ではなく、自動車依存度の高さや、交通量の多さに比例するといえそうだ。本ランキングで紹介した、交通事故が多い上位300位で各自治体の交通事情が少し浮き彫りになったのではないだろうか。

 

  


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