中國の核融合実験は、欧米を遥か先に行っている？！

核融合においても、中國が世界最先端を切っているのではという報道が増えている。欧米の高温プラズマ閉じ込めが、最新情報で5秒なのに対し、中國では17分という。

 

まず、BBCも、中国の安徽省の核融合装置では、現在は高温プラズマ閉じ込め時間は、100秒で、毎年長くなっていて、科学者たちはすでに摂氏1億度の気温で10倍長い時間を目標にすると報じている。

 

　　　　　　　　

安徽省のぁぅ融合装置の高温プラズマ閉じ込めトカマック装置

 

 

 

 

また、中国の科技新報誌によると、中国の核融合の新記録、安徽省合肥市の高度実験超伝導トカマク（EAST）で、人工太陽プラズマは17分間7000万度に維持されたという。報道時間に1年くらいの差異があるが、同じ装置で、ＢBCと科技新報誌との報道では、閉じ込め時間が100倍も違っている。いささか眉唾ではと思ってしまう。

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　安徽省合肥市の高度実験超伝導トカマク（EAST）

 

中国のEAST施設は過去にプラズマ温度を20秒間1億6000万度に上げ、2021年5月には1億2000万℃で101秒間、同年12月30日には7000万℃で1,056秒間維持した（中国科学アカデミーのプラズマ物理学研究所のGongXianzu氏によると、これまでの研究ではいずれも1,000秒間の高温維持に成功していません。最近のテストでは、確かな科学的および実験的なテストが行​​われました。核融合反応器の操作のための基礎。

中国は国際熱核融合実験炉（ITER）7のメンバーであり、EASTの研究結果は、定常状態の高閉じ込め放電を達成するための科学的および工学的実験を提供するITERをサポートします。

核融合装置が高温環境で損傷しない主な理由は、タングステンやカーボンなどの超耐熱材料を使用しているため、1億元の高温で溶けたり、焦げたり、もろくなったりしないからです。コア領域は「ドーナツ」のような形をした真空領域です。非常に高い温度と圧力の下で、真空領域のガス状水素燃料は電気分解およびイオン化されてプラズマを形成します。これらの超高温プラズマは通常、接近する前に急速に消散します。内壁。

しかし、いずれにせよ、実験研究を研究室から移して使用するのには多くの時間とお金がかかります。特に、米国、ヨーロッパ、中国、インド、日本、ロシア、および韓国は、人類がこれまでに行った中で最も費用のかかる科学実験と最も複雑なプロジェクトとして賞賛されており、その目標を達成するために必要な時間は、想像よりもはるかに長くかかる場合があります。