気象庁が毎日、報告している海面温度を見て驚いた。台風の通り道がどこを通っても27℃と高温になっている。下記の領域は黒潮領域であるが、日本海、親潮領域などが報告されている。下図は7月4日の海洋温度と平年との温度差であるが、梅雨前線のために、沖縄方面はそんなに平年との差異はないが、三陸沖は明らかに高い。したがって梅雨前線が抜けたら、平年との温度差は大きくなると思われる。
これから素人考えで想定されることは、台風は日本に近づくにつれ、下図の高温海水域を通ってくるので、台風がさらに大型化するということ。最近は毎年、九州や西日本は、梅雨時期には、豪雨の線状降水帯で、大洪水や土砂崩れに襲われるが、台風も巨大化している。海水温度の上昇は、積年のCO2温室効果によるということであるが、政治家は地球温暖化阻止には興味なく放りっぱなしであった。そのツケが新たに表面化したということであろう。結局、政治による地球温暖化は止めようもなく、自然災害で人間の活動が沈滞化して、人間の地球に対する破壊活動がやんで、初めて、地球の温暖化が止まるということになるのだろう。
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