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米軍艦2隻が台湾海峡通過、米中の緊張、高まる恐れ

2018年10月23日 21時21分28秒 | 日記

 

米中経済戦争の背景には、米国の中国脅威であって、ゴールドマンサックスが2015年の発表によれば、2030年の世界GDPランキングで、中国は27兆ドルまで拡大し、米国の22兆ドルを凌いで世界第一位になっている。27兆ドルという規模は、現在(2017年)の米国経済の1.4倍のサイズだ。CNNが何かの調査を紹介した数字では、2020年の時点で米国23兆ドル、中国21兆ドルと接近し、2023年の時点で両者はクロス、2024年の時点で中国が米国を抜き去るという予測になっている。

そういう予想があって、かつ中国の軍事強化が急速なので、いざの時も考えているのだあろう。南シナ海の南沙諸島や、日本の尖閣列島を米国海軍が航行の自由と称して艦隊編成でこうこうしたのも、そういう判断であろう。

[台北 22日 ロイター] - 米海軍と台湾の国防部(国防省)は22日、米軍艦2隻が台湾海峡を通過したことを明らかにした。米中通商摩擦が解消しない中、今回の航行で両国間の緊張が一段と高まる恐れがある。

台湾国防部は声明で、米軍艦の台湾海峡通過中は「台湾軍が状況を完全に掌握していた」とし、「台湾軍は地域の平和と安定を確保に向け海域と空域の安全を維持する能力を有している」とした。

台湾の外務省はコメントを控えた。

米海軍は7月にも同様の航行を実施している。


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