WiredUSというアメリカの科学技術雑誌が、『NASAが２０２４年にも原子力ロケットを火星と月に飛ばす計画』と言う記事を載せていた。８月にホワイトハウスがNASAに対し、宇宙開発に於いて、安全な核反応を使えるプロトコールを作れという、メモを出したのが、このプロジェクトが動き出す切っ掛けだと言う。
原子力ロケットは、１９６０年代に原子炉に液体水素を投入して高圧ガスを発生させると言う事で開発が試みられたが、技術的に困難なため、とん挫したものであったが、７０年たった今となる実現可能になったと言う事か？ NASAは、２０２４にも原子力ロケットを火星と月に飛ばすという。
Nuclear rockets could be used to sustain human outposts on other worlds and cut the travel time to Mars in half.PHOTOGRAPH: NASA
NASA（National Aeronautics and Space Administration）は、 １９５７年にソ連が人類史上初の人工衛星スプートニック１号の成功により、アメリカが急遽翌１９５８年に設立した 米国政府内で、宇宙開発の計画をする連邦機関である。NASAの５０年に亘る宇宙開発や天文学における業績、今更ながら驚嘆するが、意外にその年間予算、２兆円と小さい。少なくともトヨタ自動車の３０兆円の売り上げと対比させると言う場合だが。
アメリカの国家予算が、４００兆円、日本の国家予算１００兆円。日本のJAXAの予算２千億円であるが、NASAが２兆円なら、JAXAの予算は５千億円あってもよいのでは？
それにしてもNASAの業績、教育サービスから公開されており、下記の様にTV、写真あるいはYoutubeなどで楽しめるが、見るたびの圧倒される！
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