バッテリー不要で動作する携帯電話を、米ワシントン大学の研究者グループが開発し、試作機で実際に電話を掛ける様子のデモ映像を公開しています。試作機は写真のように基盤剥き出しである。その概要は
1.電力を食う液晶は使わない
2.音声はデジタル化されていて携帯でアナログに変換するが、このAD返還は行わず、ベースステーションで返還を行ってバッテリー無し携帯はアナログ信号のみ扱う
3.動作電力は米粒ほどの大きさのダイオードがキャッチする周囲の光と、微弱な電波の両方を電力に変えて動作。
3.5マイクロワットの電力で、約15メートル離れた場所にあるベースステーションと通信し、Skype経由で電話をかけることに成功しています。
公開された試作機は、基板と数字がプリントされたタッチキーなど、市販の部品を使って組み立てられています。
音声を聴くにはイヤホンを使用し、話す時にはボタンを押してマイクに向かって話しかけます。
研究グループのバムシ・テラ氏は、現在の試作機を、E Inkを使ったディスプレイを装備し、ビデオストリーミングも可能になるよう、改良を進める計画を明かしています。
さらに、「全ての家庭にWi-Fiルーターがあれば、バッテリー不要の携帯電話がどこでも利用できるようになる」と将来の見通しを語っています。
この携帯が実用化されるかは分からないが、特定分野の応用にはモノになるかも。重要なのはこういう発想をすることと思う。
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