次の質問、どうぞ！！！！！

TVで繰り返し放映された河野外務大臣の12月11日午後の外相定例会見での発言、異様としか言いようがない。北方領土返還と日ロ平和条約締結交渉に関して、ロシア外相が「日本が第2次大戦の結果を認めることが第一歩だ」とけん制したことについて問われ、「次の質問どうぞ」とだけ返す回答を4回も繰り返した。ある記者団が「公の場での質問にそういう答弁をするのは適切ではない」と難詰しても、「交渉に向けての環境をしっかりと整えたい」と、無表情で答えている。

政治家たるもの、自分の意思を如何に世の中に知ってもらうべきなのに、その機会を失してい待っただけでなく、取りように依っては、そんな質問は答える必要がないと傲慢さの裏返しとも捉えられかねない。

もしかしたら安倍のあとを担う人物かと思ったが、とてもそういう人物ではないと言うことを証明したようなもの。結局、自民党も人物がいないということだろう。