日経XTechが『Liイオン電池の革新 5分でわかる「全固体電池」』という解説記事を出していた。わかりやすいので引用した。

 

疑問そのⅠ全固体電池って何?                                

正極と負極の間に電解液がなく、一種のセパレーターだけがある電池

 

疑問その2
なぜ電解液をなくせるの?

Liイオン2次電池に代表される「ロッキングチェアー型(シャトルコック型とも呼ぶ)電池」では、電解液と電極の間での化学反応(酸化還元反応)を伴わないため、原理上は電解液が不要

 

疑問その3
なぜ今になって話題に?

固体電解質の研究は20年以上前からあったが、電解液を超える“Liの良い通り道”をなかなか実現できなかった。2011年以降にブレークスルーが相次いだ

 

疑問その4
通り道を固体にするメリットと課題は?

疑問その5
なぜ通り道が固体だとエネルギー密度が高まるの?

 

疑問その6
どんな会社が参入しているの?

既存の電池メーカーより、新規参入組が圧倒的に多い。半導体関連や受動部品のメーカーは製品化時期が比較的早い。人を出した側は、全固体電池の開発に積極的でない可能性もある。