世界各国が2040年とかにガソリン車の比重を下げてEV車化すると言う。そうしたら、石油消費量は大幅に減るのではと思うので、色々な資料から推測してみた。
まず、EV車の一種であるハイブリッド車とガソリン車の燃費を見てみる。
自動車雑誌に以下の燃費の実測値が出ていた。
1200ccエンジン車で、ハイブリッド者とガソリン車を見ると、燃費が前者が24km/l、後者が17km/lで、ハイブリッド車が4割燃費が良い。
EV車では、バッテリー駆動だが、そのバッテリーは電力で充電していて、更に電気はガソリン・石炭・LPG・再生エネルギーで発電しているから、話が複雑だが、日産リーフで、簡単に考えると、
バッテリー容量 62Kwh、 フル充電走行距離 570Km(カタログ性能だから実測は7掛けとして411Km)
EV車は、1Km走るのに62Kwh÷411Km=、0.15Kwhの電気を食う。
一方、ガソリン1リットルで発電できる値は、ガソリン発電機のデータを使うと、10リットルのガソリンで2.5Kwの電力を15時間発生するので、1リットルのガソリンで 2.5Kwx15時間÷10リットル=3.75KwHの電力を作れる。となると、EV車が1Km走る時の消費エネルギーは0.15KhWだから、この電力を発電するに必要なガソリン量は、0.15HwH÷3.75Kwhx1000cc=40cc。 これから、EV車の燃費は、1Kmx1,000cc÷40cc=25Km/l。結局、EV車もハイブリッド車もエネルギー消費効率は大差がないと言う事になった。
唯、現在の電力のガソリン使用率は10%で、排気ガス対策がしっかりしているから、大気汚染は大きく改善できる。又、Enedataと言うアメリカのシンクタンクによる下記の世界の石油消費量で、40%が輸送関連で消費されていると言うから、直接的な車によるガソリン消費量は40%減る。一方、発電は、ガソリン依存は10%なので、EV車充電の為の発電でガソリンが大きく増えることはない。
EV車の普及で、環境問題は大きく改善されるのは確か!
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