最終章だけど、、、

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いとこ煮

2020-09-20 18:39:51 | 日記
食の匠が教える伝統レシピ
【南砺市】いとこ煮
ジャンル野菜料理 調理方法煮る
浄土真宗の報恩講料理の一つで、根菜類と小豆の煮物。それぞれの材料には意味があり、小豆は親鸞聖人の好物、ごぼうは杖、油揚げは袈裟、里芋は布教先の農家の軒下で枕にした石を連想したもの。名前は材料同士がいとこ関係のようだから。


材料 4人分
大根200g 人参100g さといも150g ごぼう 100g コンニャク1/2枚 油揚げ1/2枚
小豆 乾物で1カップ(150g)(煮小豆で2カップ) 水5カップ
A(調味料) しょうゆ大さじ2 塩小さじ1
作り方
1 小豆は柔らかく煮る。
2 油揚げとコンニャクは湯通しし、さいの目に切る。
3 大根・人参・さといも・ごぼうは皮をむき、さいの目に切る。ごぼうはさいの目に切った後、水にさらしアクを抜く。
4 鍋に野菜や油揚げ・コンニャク・分量の水を加え、柔らかく煮る。
5 野菜等が柔らかくなったら、小豆とAを加える。

ブログ友のMadonnaさまの情報から、福井の大野というところの里芋が美味だとのこと、早速取り寄せようと思っていたら、同じくブログ友greenさまは、たまたま、現在福井県民であられる関係から、この里芋に絶大なおすすめをいただきました。
ご両人にあらてめて謝意を申し上げたいです。ありがとうございました。

美味しいものについては、どんなことも、そんなにめんどくさく感じない私の性が恥ずかしいです。

そして、
里芋をふんだんに入れる料理、しかもこの地方の、と思い、やっとこどっこい、遠い記憶から上記のいとこ煮の姿が露になりました。
実は私がこれを実際口にしたのは、ほかでもありません。福井にちがいありません。祖母の実家が福井県の真ん中あたりの浄土真宗のお寺でした。母と祖母(金沢在住)と私の女子三代そろって、報恩講に詣でました。私は就学前だったと思います。
その時だされた、「いとこ煮」の美味しかったこと。

ほうきんの実も美味しくて一瓶お土産にもらってきたのを何故か覚えています。
そして、私が「いとこ煮」がとても好きなのをねらって、母は冬の間週に一度くらいはこれを作ってくれました。母のは出来上がったころに葛、または、カタクリを入れて、いわゆるアンカケに仕上げるのです。それがまたおいしくて、今でも思い出されます。

大野から里芋を取り寄せた暁には、味噌シチューの変形バージョンとして薄味のおしょうゆ味で仕上げて最後にあんかけにしてみようとはりきっています。

今日は万葉の昔からあり、そこで大伴家持がうたったという二上山の麓にある小さなカフェでランチとコーヒーを友人と共にしてきました。
オーナーシェフはその周りのたんぼや畑で有機農法でお米や季節の野菜を作っているそうです。コーヒーは違いますが、ランチやスイーツの材料に使われているのがそれら、もろ産直ものです。1週間前に刈ったばかりのコシヒカリが小さい袋に入れて売られてもいました。
帰りに3個だけ残っていた小豆のおはぎもゲットでき、自宅2階の遺影の前にお供え。

私は、生まれて初めて、カボチャや、ナスの実際に作られている畑を見たのと、東づくりの農家の姿もとても新鮮で、久しぶりにだいぶ興奮しました。

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