専ら遊び、好きに楽しむ。「専遊好楽」
もとのことわざは、「先憂後楽」。
政治家の心がけを言った諺、天下を憂える人は、心配事は世の人がまだ気づかない先から、その問題を心に留めて色々と処置し、楽しみは世の人の楽しむのを見届けた後に楽しむ。が「先憂後楽」
東京と岡山の「後楽園」はこの精神によって名付けられた。(故事ことわざ辞典より)
一国のリーダーたる人の心がけ。
国の統治者は、国民より先に心配し、国民におくれて楽しむべきだという。
今の政府の首相や、大臣方はこの精神の真逆のような気がしてならない。
上がそうなら、下々は先憂後楽をもじって、せめて「専遊好楽」か「専有行楽」とささやかでも楽しむ工夫をしたい。
この不況で、忘年会なども、どれほど盛り上がるか。心配な歳末である。