311246.
3月11日。午後2時46分。日本全国で黙祷。
国立劇場で、追悼式。天皇陛下ご病気ご療養中にもかかわらず、おしてのご出席。
お言葉を述べられる。
三県の遺族の代表の方々の言葉に涙する。
正座してテレビを見る。
先の太平洋戦争終結の八月一五日、昭和天皇のラジオでの詔勅以来のような気がする。
一面焼け野原の東京。日本一体となっての復興。東京オリンピックの時には、戦前の日本を上まわる復興と成長。
瓦礫の広がる津波被害の東北沿岸も、必ず、遠からず旧に倍する復興と新しい東北の時代がやって来るものと信じる。
今日は、昨日では無い。明日と言う未来にかけて、日本中力を合わせて前進。
被災を免れた他府県の人たちも決して他人事のように傍観してはならない。
ナマズの住む日本列島、いつどこで大地震が起こるか分からない。
現在の科学でもってしても、予知不能であり何パーセントの確率で何年以内とか、おおよそ漠たるものである。
防災の心構えと、何処で何が起きようとも、お互いわが事としての、助け合いの精神と、その実行力であろう。
一年間で、「絆」と言う言葉もすっかり使い古された感がある。
口先では無い「絆」、何が出来るか考えて見よう。
逆に、被災者の方々からの言葉や、困難を乗り切ろうとする努力、生きる力の尊さを、教えられる、この頃である。