くじゅう山麓の宿 ポーランの笛よろず日記

グーグルマップにも出てこない(最近は出るらしい?)隠れ宿 近くの温泉や登山の様子を紹介 宿とは関係のないネタが多いです

旧岩瀬橋と岩牟礼城跡、永仁の碑

2010-01-23 20:55:37 | 旅行
宮崎県小林市から宮崎方向に向かって国道を走っていると

なんだか古そうな橋が見えました。旧道の橋かな?行ってみよう。

旧岩瀬橋



角を曲がると岩牟礼城跡の看板。中世の頃、小林一帯を治めていた伊東氏の城だったが

1576年、高原城陥落の後、島津氏の領有になりました。一国一城令により1615年廃城。

岩牟礼城跡



話を戻して、旧岩瀬橋。古い橋の路面を撤去後、新たに細い道を通してあるみたい。

軽トラ1台なら通れるけど普通車はぎりぎり。通ってみようとしてちょっとこすった(涙

旧岩瀬橋



あまり資料が残ってないみたいだけど、宮崎県内最古の鉄橋らしい。

切石積みの橋脚、三菱神戸造船所製のトラス、大正14年(1925年)完成。萌えますなー(笑

旧岩瀬橋



橋の向こう側には永仁の碑という古い石碑があります。

ちなみにこの辺り天然記念物のオオヨドカワゴロモというかなり希少な植物の自生地です。

永仁の碑



この永仁の碑は宮崎県内で最も古い石碑のひとつです。高さ95センチ幅30センチ。

一番上の梵字(大日如来をあらわす)の下に永仁元年、

右下に橋勧進、左下に除蛮災の字が彫られています。

永仁の碑

交通の難所であった岩瀬の渡しが画期的に改善されたことと(簡易な橋でも通した?)

元寇から12年経ち再び外敵の侵入が起こらないことを祈念して建てられたものと言われてます。



あれ?っと思ったところをじっくり見てまわるといろんな発見があって勉強になりますね。


 
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