『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

命の洗濯

2016年05月03日 10時19分57秒 | 日々の出来事
ぴぃが「せっかく夕方まで車借りてるんやから、どっか行こうやぁ!」と
いつもの様に出不精の“おねえ”を引っ張り出して
連休の狭間の、3人がデイに行っている間の自由な時間に“薔薇のお寺”に連れて行ってくれた。


まずはお寺の中のレストランで腹ごしらえ



ぴぃは日替わり定食。私は大和麺。お茶とモロヘイヤが練りこんであるんだって


これはおじぞうさんかしら?




近鉄奈良駅でしかお会いした事がなかった行基さんがこちらにもおわしまして





はぁ・・・・・



森林浴しに来たみたい





手入れの行き届いた境内。随分と手をかけられているんだろうなぁ。




お目当ての薔薇は今がようやく咲き始めで、まだほとんど蕾だったけれど
昭和32年に当時の住職の戦争体験から世界平和を願って開園されたという薔薇の庭園は
平日のお昼間と言う事もあって、客人は私達二人だけと言う喫茶スペースでの贅沢な時間を与えてくれた



薔薇のアイスクリームと薔薇のチーズケーキとローズティのセット。


あっち観ても薔薇こっちみても薔薇

薔薇よ 薔薇よ~




目にも舌にも香りにも麗しく、周りと時の流れが違ってしまった様な空間にしばし酔いしれて
ありがたい半日を過ごさせて頂きましたよ

ここ霊山寺には薬師湯殿もあるそうで、
今度は紅葉の頃にお風呂に入る用意をして来よう!!そして・・・
昔住んでいた所がどうなっているのか、こっそり見に行こう!!と
緑の空間で、少し若返った様な姉妹は約束を交わしたのでありました。




しかしながら、次から次へと自動車道が作られてあちらこちらが随分身近になったものですね。
「たまには外に出なあかんでぇ!」とぴぃが言うので
「ほんまやなぁ。また連れて来てぇや!」と答えると
「次は舞鶴まで買出しやな。」・・・って、おめぇ、それはさすがにデイの間には無理だろう
と思っていたら、ぴぃが言った。
「なんやかんや言うてもな、一年に一回遠出出来たとしてもあと10回が限度やわ。
今のうちに近場でもあちこち行かんとなぁ。」

あら、あんた!あんたもそんな事を考えるお年頃になったんや。

そうだね。動けない理由に縛られているばかりではいけないお年頃になってしまったんだよね私達

そうだね。時には命の洗濯をして元気に生きねばならないね。


 
コメント (2)
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