『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

最初にして最強の?ニューフェイス

2017年10月01日 11時14分25秒 | かぁちゃんにまつわる話
少し話は前後するけど、デイのスタッフの殆ど総入れ替えがあって程なく
ケアマネから申し訳なさそうに電話があった。

「若い子達がねぇ、かぁさんを歩かせる事が怖くて出来ないって言うんですよ。
 危ない事があってからでは遅いので、デイでの移動は全面車椅子にさせてもらってもいいですか?」

確かに、近頃は私のこの太い腕をもってしても、かぁちゃんをスムーズに歩かせる事が難しくなって来ている。
寝たきりにさせる事に少しでも抵抗しようとして
意地と根性だけで歩かせてはいるものの、確かに足を出すのがへたっぴぃになって来ているし
足を出す時に自分で自分の足を踏みつけてしまって立ち往生してしまう事も増えて来た。
けれど、運動機能をなるべく落とさない様に、リハビリの時間以外も移動はスタッフの手引き歩行で行う。
と言うのがこれまで当たり前だったので、少々落胆するも口では「いいですよ。」なんて言ってる自分が
どうも中途半端で情けない。

けど、家のお風呂に入る時は20センチ程ある段差をしっかり足を上げて乗り越える事だってまだ出来る。
(もちろん、体重は全面的に支えているけど、自分で足を上げてくれるのは素晴らしい!)
月曜日だけお世話になっているデイサービスでも、ショート先でも可能な限り歩かせてくださっているので
それも時間の問題だとどこかで思いつつあきらめかけていた頃に再度ケアマネから連絡があった。

「かぁさん、訪問リハはどないやろ?訪問リハをしてくれる先生が常駐しはるねん。」

と言う事で、どんなもんかねぇ?と思いつつ、週に一回来てもらうようになって4カ月。
最初は殆どかぁちゃんを歩かせる事ができなかった先生も、最近はちょっと上手になって来た

実は私がかぁちゃんを階段を上らせてる様子を見て(担ぎ上げている具合??)
「これは僕には無理やわ・・・。」と、先々を考えて“イス君導入”を勧めてくれたのもこの方。

♪シリが割れるのよ~♪と聞きつけて、専用クッションをケアマネに聞いてくれたのもこの方。


新しいスタッフばかりの中で、かぁちゃんを知ろうとしてくれる方と出会えたのはありがたい。


で、ね。
時間をかけてゆっくり丁寧にストレッチをして貰うと・・・



ちょっと、ちょっと!!・・・かぁちゃんが一人で座ってる~
そんなに長くはないけれど、長くて数十秒だけれど、
支えなしで座っているかぁちゃんを見るのは随分と久しぶり

この間のかぁちゃんの口を一文字に弾き結んだ得意げな顔もまた見ものなのだ。
(お見せ出来ないのが残念ですが


ともあれ、新しいあれこれもようやく落ち着いて来た……かなぁ。


コメント (4)
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