列車は湖水地方の街、ウィンダミアに近づいてきました。
ちょっとどんよりでイギリスらしい。
チェックインの時間まで荷物をホテルに置かせてもらい、付近を散策。
ウィンダミア湖です。のんびりしてますね。観光客はあまり多くない。これはどこへ行っても感じましたね。まだ人出が戻っていない?
すごく並ぶかと思いきや肩透かしだったり。日本人はあいかわらずパラパラで、中国人多し。
ぽてちは湖水地方でのアフタヌーンティーを目的にしているので、リンデス・ハウというホテルを徒歩で探してみました。
ビアトリクス・ポターがお母さんのために買った住まいを改築してホテルにしたところで、人気なんです。
しかーし。行けども行けども見つからず、ま、ちょっとわかりにくいところにあるんですが、雨が降ってきたこともあり、ついに諦めました。
予約だけでも、と思ったのですが、これっきりアフタヌーンティーも無しにしました。残念。
お昼になったので、ボウネス(ウィンダミアの駅からはちょっと離れた船着き場に近い場所)のパブで食事。
ビールはやっぱどこでもウマい。左が1パイント、右が半パイント。FLYNG PIGというパブです。
白身魚のサンドイッチ。香ばしくておいしかった。ビールとこれ二人前で、チップ込み約6000円。ほらね、こんなに高い。
そういうわけなんで、これから毎日、朝、ホテルの豪華なたっぷりの朝食でお腹いっぱいにして、昼はパブ程度、夜はスーパーで買って帰るという生活になりました。
レストランなんて、とてもとても。
ホテルはボウネスにある、THE ANGEL INNです。手前が本館の庭。ぽてちは向こうに見える新館に泊りました。
本館は三つ星、こっちは五つ星なんだけど、お値段あんまり変わらない。
玄関を暗証番号で開けて、(ゲストハウスみたいですね)
こんな階段を三階まであがります。エレベーター無し。しかも一階分がたかーい。しかもしかも、後から気づいたが冷蔵庫無し。
なんでかなー。エディンバラのホテルもなかった。
シンプルなベッド。冷房はないみたいで、扇風機(!)が各部屋に。
次の間あり。
広々バスルーム
シャワーブースは別になっています。湯舟の方にはシャワー無し。髪洗うの大変でした。
ぽてちはKLMからもらったおてふき(なんと布製のオシボリみたいな立派なヤツ)にお湯を含ませ、
頭のてっぺんで絞る、という方法で洗髪しました。このおてふき、顔も洗えてとっても重宝したので、帰りの便でも家に持ち帰り、次回の旅行で使いますよ。
そして、部屋からの眺めがいいんです。
本館の庭と、遠くにウィンダミア湖が望めます。
こちらの窓からは大通りと湖。このレイクビューがホテル選びの決め手でもありました。こういう景色を眺めると、湖水地方に来たんだな、と感慨深い。
さて、初日からいきなり問題発生。湖を横切るフェリーがクローズドということがさっきの散歩中にわかったので、明日のニアソーリー村行きは
湖を北からぐるっとバスで乗り継いで回りこまなくてはならないことになりました。ま、用意のいいぽてちはバスの時刻表を
ダウンロードしましたからね、行けることは行けます。でもかなり遠回り。
多分一日がかりになるでしょうね。
イギリスの(というかヨーロッパの)夜は9時くらいまで明るいので、まだまだ散策できます。
やっぱピーターラビットだよねー。そういえばさっきの列車の窓から羊や牛を眺めていたら、ウサギさんが混じってた。
野生のアナウサギだと思う。残念ながらなかなか写真には撮れないけど、もう一度別の牧場でも見かけました。ぴょんぴょんしてたー。かわいい。
近くにピーターラビットの世界をジオラマにして展示してるところがあるんです。ぽてちはぬいぐるみやキャラクターにはあまり関心がないので、パスしました。
あら、素敵な建物。
この辺はみんな石造りなんです。牧場の石垣もおそろいの石。いい色合いですね。古いもの好きなぽてちにはたまりません。
遠くには邸宅が。別荘か、リタイアして住んでるのか。多分おそろしく値が張る物件だと思いますよ。お金持ちが住んでるそうです。
それにしても西洋芝、雑草が混じっててもキレイ。
ぽてちたち庶民派はスーパーでお買い物。
スーパーは日本とさほどお値段が変わらなくて、ほっとしました。
この、1.7ポンドのヤキソバ(日清)、すごくお世話になった。おいしかったし。
これは辛いバージョンで、UFOみたいなフツーのもありました。
そんなこんなで湖水地方1日目の明るい夜は過ぎていくのでした。
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