国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

韓国に敗北し始めた日本の基幹的産業

2009年11月05日 | 韓国・北朝鮮
電気・電子工業や自動車と言った日本の基幹的産業が韓国に敗北し始めている。これは一体どの様に解釈すればよいのだろうか? 私の考える答えは、「来るべき戦争によって破壊されるべき工場設備が順調に韓国に集積し続けていることを示しており好ましい」というものだ。 私「 (@_@)」が国際戦略コラムの掲示板に書き込んだ通り、現在東アジアの日中韓三カ国に集中している工場設備が何らかの方法で大幅に削減されないと世界恐慌は解決できない。韓国は一人勝ちを狙って不況時に設備投資を行う方針であり、話し合いで設備を削減することは不可能である。もはや、戦争によって設備を削減する以外に方法はないのだ。しかし、現在の世界では大国(米国・中国など)が対外戦争に巻き込まれると世界核戦争になり現代文明が崩壊してしまう。また、日本が戦争に巻き込まれる場合、中国が日本を核威嚇で占領することが考えられるが、このケースでは中国の勢力が強くなりすぎて世界覇権を欧米から奪うことになり、欧米諸国の同意が得られないだろう。従って、東アジアの小国である韓国に過剰な工場設備が集中し、それが日本や中国を巻き込まない地域限定戦争によって破壊されることが最も望ましいのだ。もう一つの好ましい解決策は中国の内戦であり、これによって過剰な工場設備が破壊されると共に、その後に内需重視型の新たな国家群が生まれてくることが期待される。 無論、国際戦略コラムのF氏が言うように戦争で破壊するというのはよい方法ではない。しかし、世界恐慌期において設備投資に励む韓国はデフレを悪化させる癌のような国であり、これを滅亡させない限り恐慌は終わらない。また、朝鮮半島の限定戦争で日中両国やアメリカを巻き込まない戦争ならば、世界への悪影響も小さい。 F氏が言うイノベーションは確かに重要であり、例えば常温核融合の様な新技術がエネルギー分野に応用されることのメリットは非常に大きい。しかし、イノベーションは一方でより少ない労働力で製品を作り上げる傾向があり、それによって失業者が生み出される可能性が高いことにも注意が必要だろう。 . . . 本文を読む
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