国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

バイデン勝利?トランプ勝利?それとも八百長プロレスで米国が内戦突入?内戦勃発でバイデン陣営の利益は?

2021年01月14日 | 米国
なぜ両陣営はそのような八百長プロレスを演じ続けているのか? まず、バイデン陣営にはもはや中露を軍事的に叩き潰して世界覇権を今後も維持するのは無理だろう。世界の経済学研究の最高峰の一つであるロンドンスクールオブエコノミクスが新自由主義の根幹であったトリクルダウンを否定する研究を発表したばかりだ。40年前からdeep stateが進めてきた新自由主義は完全な失敗に終わり、それに代わる経済政策も世界観も提示できていない。 かといって、トランプ陣営がバイデンを倒したならば、これまでdeep stateが行ってきた全ての悪事が明るみに出る。deeply japan女史が言うように、ウクライナにしろリビアにしろ、バイデン&オバマ&ヒラリーの狂人グループが悪いと言い張っても、アメリカ政府によって実行されているアメリカ全体の犯罪である。米国の犯罪性はナチスドイツをはるかに上回る。そのダメージを可能な限り小さくするには証拠隠滅が必要だ。そして、それを行うのはオバマ大統領時代にヒラリーと共に民主党政権中枢に在籍し悪事に荷担した人物でなければならない。オバマ大統領時代に8年間副大統領を務めたバイデンはまさに適任である。国務省や国防省、CIAなどの政府機関内部に張り巡らされた秘密工作部隊を解体し証拠も隠滅するつもりなのだろう。そして、米国の内戦は米国国内の証拠隠滅の絶好の機会である。 更に、米国に対して憎悪を持つ中南米やアジアアフリカの有色人種は内戦で米国人が死傷するのを見て快哉の声を上げるだろう。deep stateの悪事に対する有色人種の怒りを受け止めるサンドバッグとして米国白人を利用し、自分たちは安全な国に移住して生きながらえることをdeep stateは考えているのではないかと思われる。 . . . 本文を読む
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