国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

フランス・サルコジ大統領政権発足が意味するもの

2007年05月24日 | 欧州

写真はラシダ・ダティ法相





写真はラマ・ヤド氏





サルコジ新内閣が発足 閣僚の半数が女性に<5/19 9:17>

 フランス・サルコジ大統領が18日、新内閣を発足させた。閣僚の約半分を女性にするなど、強硬派というイメージからの脱却を目指している。
 サルコジ大統領は、腹心・フィヨン首相とともに閣僚名簿作りをしてきたが、まず、前政権と比べてポストを約半分の15人に減らし、うち7人に女性を起用して「開かれた政府」というイメージを打ち出している。

 国内最大の懸案である移民問題に対しては、「移民同化国家アイデンティティー相」というポストを新設した。さらに、移民系女性のダチ司法相を起用するなど、随所に配慮を見せた。

 また、左派勢力との融合を図るため、外相には社会党出身・クシュネル氏が指名されたが、クシュネル氏は即日、社会党を除名されている。

 こうしたバランスの取れた新内閣で、サルコジ大統領の公約だった「フランスの権威」を取り戻せるのか、今後の政権運営が注目される。



仏サルコジ新内閣、フィヨン新内閣の半分は女性閣僚

法相には北アフリカ出身で、サルコジ氏が内相時代、移民治安対策でアドバイザーを務め、今回の大統領選では選対報道官を務めたラシダ・ダティ氏(41)が就任した。




ラシダ・ダティ    天神茄子:フランス語の砂漠


サルコジ内閣のメンバで一番話題になっているのはクシュネール、ついでこのラシダ・ダティ。クシュネールはすでに有名な人だからラシダ・ダティを紹介する。ソースはルフィガロに出た"Who's who"から。



ラシダ・ダティ(Rachida DATI)

司法官。

1965年11月27日生まれ。

父はMbark Dati、労働者

母の旧姓はFatim-Zohra Delhoum


職歴:

1984-87年 介護士

1987-90年 Elf Aquitaine(石油)で会計担当

1990-93年 Matra communicationで内部監査担当

1993-94年 ロンドンのBerd(欧州復興開発銀行)で内部監査役

1994-95年 Lyonnaise des eaux(水道事業その他)の都市開発部で監査担当・部長

1994-97年 国民教育省法務部で法律顧問

1997-99年 国立司法官学校(ENM) 在籍

1998-99年 Bobigny大審院で修習

1999-01年 P醇Pronne大審院裁判官

2001-02年 Evry大審院検事

2002-04年 サルコジ内務大臣の軽犯罪対策法律顧問

2004年   サルコジ経済・財務・産業大臣顧問

2004-05年 Hauts-de-Seine県県議会不動産・公共市場担当副部長

2005-07年 サルコジ内務大臣の軽犯罪予防法策定担当

2007年   ニコラ・サルコジ大統領選挙候補のスポークパーソン

2007年5月 司法大臣



「巧者な組閣」という印象 - あくまでヤジウマ

「巧者」という感想はフランスの一般的な反応のようです:


新聞が巧みと認めるサルコの組閣

今回の目的は議会選向けに社会党を潰し、バイルウを叩くことにあるわけです。他の弱小党はルペンも含めて眼中にはないはず。共産党はすでに消滅中だし、ルペンのシンパはサルコを支持しているからこれは当然かと。

こうした予想はすでにセゴレンヌのクデタを話題にしたときに述べたことと変わり無しです。今回の組閣はしたがって議会選挙向けであるとは誰しも認めているわけです。

ラシダ・ダティが司法相に任命されたことを指摘する記事も多く、社会党ではとてもやらなかっただろうとしている記事もあります。

これもすでに述べたことですが、社会党よりは保守の方が、少なくともフランスでは、「より少なく」エリート指向のようです。これは新政府のメンバーにENA出身者がそれほどいない、ということにも現れているようです。なにしろサルコ自身がエリートではないのですから。これもどこかで「エリートでなくても大統領がなれるということはいいことかもしれない」とすでに感想を書いています。

この非エリート指向は自営業や経営者の支持が右派に強いせいであるかもしれません。

「じゃあ、オマエはドウなんだ?」という質問が残ります。

しかし民主主義国家において投票権のない者の意見が何の役に立つのか?という疑問も持てます。私自身は「好きにやってくれ」です。どうせ国籍もフランスじゃないし。

しかし国籍がフランスで、まったく法の前にはフランス人と同等に扱われるなら、これは何らかの形で政治活動をやらざるを得ないと思います。ただその場合も今の社会党には入党する気はありません。じゃあサルコの党に入党するか?どうせ政治は日和見なんだから。それもありです。ただ正直言って政治には興味がない。まあ、種々の税金が下がって、行政手続が簡素化されて、自営業の社会保障負担が軽減されれば、ありがたいかな、と。あとはこの天下り天国をどうにかしてくれれば、と思うが、これは無理か。

ま、そんなところか。ようは外国人の野次馬としてフランスを見ています。

ただあれこれ改革をするとサルコが言ってますが、そうはいかないでしょう。相手は巨大な行政構造ですから。というわけで、これもフランスの新聞記事にならって"waite and see"です。





サルコジ陣営の星  天神茄子:フランス語の砂漠

30歳の黒人女性でUMP(サルコジの党)フランス語圏担当のラマ・ヤド(Rama Yade)が話題になっている。

セネガル系の人でSciences-Poを出ている。2006年3月6日にUMP党執行機関の委員に選ばれた12人の女性の一人である。

この1月14日のサルコジ大統領候補指名大会のとき『計画もなく、思想もなく、ヴィジョンもない』社会党と左派エリートは『窓口共和国』を打ち立て移民の子弟に『尊敬よりは哀れみ』を施したと激しく批判して注目された。

彼女は2月11日の大会でも演説する予定である。

家族は左派。父親はレオポルド・セダール・センゴールに近い外交官だった。コロンブ(Colombes)の集合住宅で母親に育てられる。四人姉妹の一人。現在はパリ市の助役を勤める社会党党員の男性と結婚。しかし『フランスを動かすのはニコラ・サルコジだ』と信じている。

『二重罪を終結させたのも、移民子弟のために警察官養成学校を作ったのもマグレブ出身で黒人のプレフェを任命したのも、スポークスパーソンにラシダ・ダティを指名したのも、社会の多様化のミッションをバジル・ボリに任せたのも全てサルコジだ』とラマ・ヤドは言う。

以上、確かフィガロから。



この人はテレビでちらと見たとき『おや、サルコジは黒人女性を前座につけたのか』と少々驚いた。もっともそのときは学生代表が演説をしているのかと思った。30歳にはまったく見えない。

ラシダ・ダティはモロッコ系の女性。一度テレビでサルコジが『この人が大統領選運動のチーフだ』と紹介していた。

確かに、いやこれはすでにここで言ったことだが、サルコジ陣営の方が社会党よりも移民系の才能を抜擢している。エリート臭紛々というのは社会党である。

一般論になってしまうが、黒人系の人は演説がうまい。とうとうと空で演説をする政治家はアフリカに多い。これは口頭による情報伝達の伝統がまだ生きているということだろうか。そういえばイスラム世界では丸暗記は重要視されている。コーランは丸暗記される。

フランスの政治家で演説がうまかったのはドゴールだった。用意した紙片に常に眼をやるような野暮はしなかった。現代の政治家でこの芸当がやれるのは極右のルペンである。この男もまた紙を見ることは少ない。

もっともゲッペルスなどはその日記で『大衆を燃え上がらせるのは思ったより簡単だった』と書き残しているから、雄弁な政治家は敬遠すべきなのかもしれない。



トルコのEU加盟反対の考えに変化ない=仏大統領|ワールド|Reuters.co.jp

[ブリュッセル 23日 ロイター] フランスのサルコジ大統領は23日、トルコは欧州連合(EU)に加盟すべきでないとする従来の考えに変化はないが、この問題についてはEUの組織改革が完了するまで議論しないと述べた。大統領は、就任にあたって欧州委員会本部を訪問し、記者団に「EUにトルコの居場所はなく、私はその考えを変えていない」と語った。ただ、2005年に始まったトルコの加盟交渉に対してフランスがどのような行動をとるかには触れず、来月のEU首脳会議の優先課題は、組織改革のための簡素化された条約をめぐる合意を成立させることだと述べた。







●ボコボコにされるアイケンベリー 地政学を英国で学ぶ   
http://geopoli.exblog.jp/6861681/
http://geopoli.exblog.jp/6865169/
http://geopoli.exblog.jp/6872661/
http://geopoli.exblog.jp/6881472/



さて、地政学のトリビアの続きを書く予定だったのですが、昨日ロンドンのあるシンクタンクに行って参加してきた講演会が面白かったので、その報告を。

ジョン・アイケンベリーといえば、日本では主著の「アフター・ヴィクトリー」などの本のおかげで日本の国際政治学会でもかなり知られている存在です。

私はこの本は本屋でパラパラとめくったくらいでそれほど内容を知っていたわけではないのですが、彼が他の論文等で冷戦後のアメリカの大戦略について積極的な発言をしていたのを知っていたおかげで興味をもっておりました。

しかもシンクタンクの招きなどに応じてロンドンに来るというので、これは面白そうだと思って彼の講演会に参加してきた、ということです。

講演の内容は「国際社会が大きく変化するなかでアメリカはどうするか」という、やはり大きな意味での大戦略に関するものだったのですが、発表は40分ほど、そして質疑応答が30分ほどのものでした。

彼はまず最初に大きな主張が三つあるといいました。これを箇条書きしますと、

1、戦後の体制は危機に陥っている

2、ウェストファリア式の国家システムが怪しくなっている

3、戦争がプライベート化してきた


私にとって非常に興味深かったのは、アイケンベリーが「核兵器の存在によって大国間戦争は起こらなくなった」ということと、「中国が世界覇権を握ることは当分ない」という二つの意見でした。

核兵器の方はまあわかりますが、中国のほうは経済的にアメリカと同等のレベルまで上がるのに何十年もかかるという点と、中国には世界覇権をにぎるための思想的基盤がない、ということが根拠になっておりますが、これはちょっと浅はかな読みのような気が。

さて、この後アイケンベリーは次の大統領がすることとして三つのポイントをあげました。これらを順々にみていくと、

①同盟国との関係改善
②国連改革
③民主制のコミュニティーを仕切りなおす

の三つだそうで、とにかくその根本にあるのが「グローバルな分野で使われる統一ルールのようなものを作れ!」ということだそうです。

なぜこの点に気づいたかというと、彼は第二次世界大戦直後のトルーマン(リベラル)とアチソン(リアリスト)の知的バトルが戦後の世界を作ることになったことを確認したから、ということなのです。

ここまで語って、次はいよいよ質問の時間になったわけですが、ここからのアイケンベリーはイギリス(とアメリカ)の聴衆に、文字通り「ボコボコ」にされ始めましたのです。


合計で10人くらいが手を一斉にあげ、アイケンベリーは少ない時間のなかでその全員の質問に丁寧に答えることになったのですが、その半数以上に共通していた質問の内容が、

「誰が国際制度を存在させている秩序を守るのか」

というもの。

国際法や国際制度というものは、国際政治の中で発揮されるという性格上、どうしてもそれを裏付けるような権威などが必要なのですが、残念なことに国際政治にはどうしても「アナーキー」という世界の国家の上に立つ「世界政府」というものが存在しないので、アイケンベリーのようにいくら「国際制度は重要だ!」と主張しても、なぜか空虚に聞こえてしまう部分がどうしても残ってしまいます。







【私のコメント】
2007年5月16日にフランス大統領に就任したサルコジ氏はカトリック教徒で、父方はハンガリーの下級貴族の家系、母方はテッサロニキ出身のギリシア系ユダヤ人で祖父の代にカトリックへ改宗している。ハンガリー人は現在では混血により他の白人と区別困難だが、元来はトルコ人と同様の中央アジア~モンゴル高原出身の移住民族である。また、サルコジ大統領の母方の血筋は恐らくスファラディと想像され、アラブ人やペルシャ人と同様の中近東のコーカソイドがルーツとなる。サルコジ大統領政権の発足は、例えアジアのモンゴロイドや中近東のコーカソイドの血を引いていても、キリスト教を受容し(少なくとも迫害はせず)、欧州文化を受容するならば欧州の一員として受け入れられることを欧州が宣言する意味合いがあると思われる。サルコジ内閣の約半数が女性であることは、フランスでは男性と女性が平等であることの宣言であり、フランス国内では男性優位のムスリム社会の存在を許さないと言う強い意思表明とも考えられる。

また、モロッコ出身のラシダ・ダティ法相、セネガル出身のラマ・ヤド氏のUMP党執行機関委員への抜擢は、一見アフリカ系・アラブ系住民をフランスに受け入れている様に見える。しかし、両者が女性である点が重要だろう。サルコジ政権は、アフリカ系・アラブ系の男性をフランス社会は歓迎しない、女性なら受け入れ可能であることを示したと思われる。アラブ系・アフリカ系の社会に於いて女性の方が男性より政治的・経済的に大きな影響力を持つ状態を作り出すことで、フランス国内のムスリムの男性優位社会を崩壊させることが真の狙いではないかと想像する。2007年5月23日にシラク前大統領・メルケル独首相と同じくトルコのEU加盟反対を表明したことも重要であろう。そして、フランスの欧州に於ける政治的影響力を考えると、これは欧州全体の意思表明であると考えるべきだろう。


「地政学を英国で学ぶ」で、アイケンベリー氏が「グローバルな分野で使われる統一ルールのようなものを作れ!」と主張していたことが触れられている。第二次世界大戦後の世界がトルーマン(リベラル)とアチソン(リアリスト)の知的バトルによって形成されたのだとすれば、米ソ二極体制、あるいは米国一極体制後の21世紀前半の世界を支配する統一ルールが現在形成の過程にあるということだろう。そして、それはリアリストとしての欧米先進国連合(国境を越えて活動する国際金融資本、あるいは唯一の有色人種先進国家である日本という異質な存在が現在そこでどれぐらいの影響力を持っているかは私には分からない)の国益を追求しつつ、その国益至上主義を覆い隠すためのリベラル派による正義のプロパガンダで化粧されているはずである。更に、第二次大戦後の二極化世界システムを誕生させるに際して、朝鮮戦争、ベルリン封鎖というユーラシア大陸東西の二カ所でランドパワーとシーパワーが激突するという軍事的対決が起きたことを考えると、21世紀前半の世界システムの移行に際して、朝鮮戦争・ベルリン封鎖と同様の軍事的対決が複数の地点で実行されるのではないかと想像される。

国際金融資本は伝統的に、かつて自己が行った蛮行を棚に上げて現在の蛮行を根拠に他者を非難するという戦略を繰り返してきたと思われる。よい例が捕鯨反対運動である。鯨油を取る目的でかつて欧米シーパワーによって実行された捕鯨は化石燃料への移行により衰退したことを幸いとして、国際金融資本は自分達の過去の捕鯨を棚に上げて日本の捕鯨活動を激しく非難してきた。また、欧米先進国は途上国の人権侵害を激しく非難するが、その一方でかつて新大陸を中心に実行された先住民族の大虐殺や黒人奴隷の大規模導入は棚上げされている。

欧米先進国や日本は国際金融資本の寄生を許してきたが、その一方で寄生主の力を借りて自国を発展させるという利益も得ており、一種の共生関係にあったのではないかと想像する。国際金融資本=シーパワーの世界覇権が崩壊して世界が多極化するとしても、既得権者である先進国連合は従来どおり自国の国益を重視して活動するのではないか。つまり、アイケンベリー氏の言う「グローバルな分野で使われる統一ルール」を決定しそれを遵守させるのは、日本・北米・欧州・ロシアを中心とするG8の先進国連合になるのではないかと私は予想する。

では、欧米を中心とする先進国連合の現在の危惧を考えてみよう。第一はやはり途上国からの人口流入とそれによる自国文化、自国社会の破壊だろう。第二は一部天然資源の枯渇化問題。第三は、南北アメリカ・オセアニア・ロシアに限定されるが、新大陸やシベリアにかつて欧米人が移住し先住民を迫害したことの道義的責任の蒸し返しだろう。

先住民への迫害問題は日本も無縁ではない。江戸時代には日本人が北海道でアイヌを虐待した歴史が存在する。同様に、欧州内部でも小規模だが先住少数民族問題(ラップ人などの少数民族問題)が存在する。これらは人口・面積ともに比較的小規模な問題であるし、人種対立を抱えているわけでもないし、現在迫害が継続されているわけでもない。逆に、先進国への韓国人・中国人・インド人・パキスタン人・アラブ人・トルコ人などの移住は先住民族である日本人や欧州人、米国人、ロシア人などへの迫害という一面を持っている。彼らの中には現地に同化せずに自国の文化・文明を頑なに維持し続けるものが多数存在しており、「世界を揺るがす移民問題 | 復活!三輪のレッドアラート!」でも述べられているように間接的侵略そのものである。トルコが欧州文明の中心の一つであったイスタンブールや北キプロスを占領していることは直接的侵略という見方もできることは私がトルコ関連記事で何度も主張しているとおりである。かつて加害者であった先進国は今や逆に被害者になり始めており、その立場を逆に利用して途上国を加害者として非難する戦略に転じつつあると思われる。

対照的に、新大陸やシベリアへの白人の大量入植と先住民迫害(地域により程度の差はある)は先進国(白人)が加害者である明白な例だ。程度の差はあれ人種対立も抱えている。ロシア人についてはスラブ人とモンゴル系遊牧民の混血と見なせるので新大陸ほど人種対立は大きくないとは思われるが、中国と隣接するシベリアの人口過疎を考えると、漢民族の侵入からシベリアを如何に防衛するかが欧米人、あるいは先進国連合の最も大きな懸念の一つではないかと想像される。特に、東シベリアやロシア極東はかつては「レナランド」とも呼ばれ、地政学的に重要性が低い地域とされてきたが、間宮海峡・宗谷海峡・ベーリング海峡の海底トンネル計画が実現するならばこの地域は陸路で日本・北米大陸と繋がることになり、日米欧三極の中央に位置するハートランド的存在に躍り出ると想像される。20世紀のハートランドが東欧であったならば、21世紀のハートランドは東シベリア~ロシア極東~北極海になるのではないだろうか。

G8を中心とする先進国集団は、シベリアや新大陸の支配を正当化するために、現在先住民を保護しその文化を尊重しているならば、過去に先住民を迫害した歴史があっても移住民のその地域での居住が引き続き許容されるという、欧米先進国に一方的に有利な身勝手とも言える「グローバルな分野で使われる統一ルールのようなもの」を作りだすのではないかと想像する。それによって先進国への移民の阻止と新大陸やシベリアで侵略者・迫害者の子孫である白人が居住し続ける権利の獲得という矛盾する二つの目的が同時に達成されることだろう。
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8 コメント

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Unknown (とおる)
2007-05-24 20:33:34
おもしろい話でした。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-05-26 07:03:42
918 :名無しさん@3周年:2007/05/26(土) 06:47:49 ID:wAwWtsGx
親ローマの三輪と江田島公明党はユダヤに売り飛ばされたことにまだ気が付いていない。
映画「パイレーツ・オブ・カビリアン」のクライマックスに国際金融資本の東インド会社
のエンデバー号を2隻の海賊船が挟撃して破壊するシーンがある。片方がS&Bだ。
9人の選ばれし海賊というのは国際金融資本に対抗する9つの組織のこと。見れば判る。
アメリカ帝国=ローマ市の無血開城で談合済み、ユダヤ人は赦免するがユダヤ新撰組の
首を提供する。幕府軍降伏部隊と官軍の連合軍が、〝函館戦争(日本)〟を攻撃する。
江田島公明党とユダヤの走狗である三輪耀山は被害担当艦として永遠に名誉を失って全滅する。

イラク戦費法が成立へ=撤退期限なし、上下両院で可決-米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000045-jij-int

チェイニー副大統領が以前経営をしていたHaliburton(本社UAEのドバイ)と
いう会社があります。この会社の従業員とイランの石油会社の従業員の情報によると、Ha
liburtonは2005年にイランに原子力発電所を創るための部品を売っている。
アメリカはイランの原子力開発に表向きでは猛烈に反対をしているので一見首をかし
げる事実ですが、アメリカが隠れてイランにこのような部品を売りつけ、後にこれを
理由に攻撃をしようとしている魂胆がみえみえです。記事:
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/05/post_13.html
919 :名無しさん@3周年:2007/05/26(土) 06:58:05 ID:wAwWtsGx
パイレーツオブカビリアンのワールドエンドはグッド・シェファードと同じ国策映画だ。
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/nishida/7_1.html

ハンニバルの敵は、実はローマではなく、ハンノで会ったということだ。
ローマの敵もカトー家であってハンニバルではないのだった。

>>909

猿に等しい知能しかない江田島新撰組は両者によって赤報隊だったのだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E5%A0%B1%E9%9A%8A%E4%BA%8B%E4%BB%B6

真実の歴史は実に残酷で国際政治はこのようにして回天していく。
GOD'S IN HIS HEAVEN. ALL'S RIGHT WITH THE WORLD.(神は天に在り、全て世はこともなし)

片方にとっては軍規の引き締め材料に過ぎず、片方にとっては降伏するときの手見上げ。それが江田島(幕府海軍)の公明党、江田島孔明の真の名前の由来だったのだよ、
返信する
三輪耀山のサイト (マスコミ関係者より)
2007-05-26 22:35:39
いろいろと面白い事になっていますね。
江田島孔明が何故、日本を裏切ったのかなど。
その経緯は歴史に残りそうですよ。


http://klingon.blog87.fc2.com/blog-entry-224.html
私は嫌ですね・・・。

鎧兜に身を固めて剣を持ったとしても、あんなどでかい生物とは戦いたくないです。
キリンあたりでも、剣で殺す前に足で蹴られたり、どでかい図体にはさまれたりと考えると、二の足を踏みます。

ちなみに、カルタゴの信仰についてのページです。
地図関係で有名なメルカルトって言う名前は、カルタゴの神様の名前なんですよね。

http://www.asahi-net.or.jp/~ZM8H-TKD/crt/crt05.htm
2007/05/26(土) 21:52 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
かなり正確に考察している歴史サイトのハンニバル特集
http://hamilcar.blog64.fc2.com/blog-category-9.html

>紀元前215年時点で完成しているローマの上水道はわずか2本です。
>建設年代・規模・破壊箇所は以下の通りです。
http://hamilcar.blog64.fc2.com/blog-category-9.html

上記の歴史サイトぐらい読んでから反論するのがマナー。

>あのね、羊飼いやってた時代に城壁あったの?兵力あったの?
>この場合はカルタゴと戦争している時のローマの事を言ってるの。

状況を整理すると補給戦について貴方は基本的に勉強不足です。
カルタゴにはイタリア半島で戦うしか方法がなかったのです。

連山でいえばイタリアが中東、松村劭がカルタゴ本土、原亨がスペイン防衛、江田島孔明が中央突出部、永井俊哉が後方重装陣地だった。
しかし江田島孔明が後退命令を無視して敵陣に突撃していく。結果として予備の峯山政宏が投入され中央突出部の穴をふさぎつつ後退する。
ヌミディア(アラブ)とガリア(欧州)とアメリカ(スペイン)
騎兵が後方から両翼包囲体制を取っている。ドル崩壊に備え。
たぶん、こんな感じでしょう。マケドニアがロシアでシシリアはチャベス辺りかな。
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/alacarte/logi.html

歴史に残る作戦のようですから次第に西欧経由で情報が入るでしょう。
2007/05/26(土) 22:19 | URL | 草野 #oIud7dF2[ 編集]
返信する
ふふふ (アケメネス)
2007-05-27 22:36:53
本土が面白い状態になっているな。幕末だよね。


http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1180178535/l50
【松村】軍事戦略の正しさ【三輪】
beチェック
1 :名無し三等兵:2007/05/26(土) 20:22:15
松村将軍と三輪耀山はどちらが戦略家として上か?
http://klingon.blog87.fc2.com/blog-entry-224.html

漏れは松村だと思うがどうなんでしょう。
2 :名無し三等兵:2007/05/26(土) 20:23:34 ID:vIkaz6g1
三輪耀山、キッシンジャーの秘書の秘書という変な日本人です。

戦争学 (新書) 松村 劭 (著) 出版社/著者からの内容紹介
自衛隊の作戦幕僚だった筆者が、古代からの様々な戦争の中でどういう
作戦行動が展開されたかを具体的に検証して戦略の真髄を示す
3 :名無し三等兵:2007/05/26(土) 20:29:08 ID:yt50j9/t
三輪といったら三輪防人のことじゃないのか、この非国民め。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-05-29 00:43:06

722選挙対策として松岡が殺された・・・
小沢民主党はアメリカ民主党(ユダヤ)から大量の資金援助を受けるだろう。江田島孔明が作った官僚塾とその候補者が大量に当選するなら日本は滅亡する。
その可能性は非常に高いだろう。
返信する
ラシダ・ダティ法相ですか (台湾人)
2011-11-26 18:03:08
ラシダ・ダティ法相ですか。高級ブランドの衣装を身につけてイベントに出席して話題となった記事を読んだ覚えがあります。

ブッシュ前大統領にはライス国務長官があり、ラシダ・ダティ法相は私にとってライス国務長官と同じ貴重な人材であるとサルコジ大統領が自慢していたそうです。

返信する
台湾人さんへ (princeofwales1941)
2011-11-27 18:02:06
台湾にお住まいの方の様ですが、日本語がお上手ですね。私は台湾にも何度か行ったことがあります。台湾の総統選挙にも関心があります。台湾情勢についてもコメントしていただけるとありがたいです。
返信する
お返事ありがとうございます (台湾人)
2011-11-27 22:46:56
私は基本的にフランソワ・ミッテラン氏の社会党と同じ左派的な思想で1949年から1990年代まで長年台湾の自由、民主と人権を踏みにじってきた邪悪な国民党が大嫌いで、民進党の支持者であります。

国民党の手先どもはアメリカ合衆国や日本にも支部を構えているので、本当に恐ろしいです。私もイタリアの名優モニカ・ベルッチみたいに流暢なイタリア語かフランス語を話せればイタリアとフランスに足を運んで醜い国民党の真の姿をイタリアとフランスに宣伝したいです。

しかし家は素寒貧でヨーロッパに行くお金がなく、いい教育を受けていない私はイタリア語、フランス語やポルトガル語もできないので恥ずかしいです。
返信する

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