国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

「ブッシュ暗殺」映画が9/7開始のトロント映画祭に出品、10/9に英TVで放送

2006年09月03日 | 米国
●「ブッシュ暗殺」のドラマを放送へ 英放送局 2006.09.01
Web posted at: 17:09 JST
- REUTERS

ロンドン(ロイター) 英民放テレビ「チャンネル4」は10月、ブッシュ米大統領の暗殺を想定したドラマを放送する。「衝撃的なほどリアル」と自賛する映像が、各方面で議論を巻き起こしそうだ。

同社によると、ドラマの題名は「大統領の死」。07年10月、反戦集会が開かれているシカゴを訪れたブッシュ大統領が、銃撃を受けるという設定だ。当局はただちに捜査を開始し、容疑者としてシリア出身の男性が浮上する。過去の記録映像やコンピューター・グラフィクス(CG)を駆使し、ドキュメンタリー形式でストーリーを展開するという。

ドラマはデジタルチャンネル「モア4」で放送されるほか、今月7日から始まるトロント映画祭にも出品される。同社は「対テロ戦の影響を検証し、現代米国政治について深く考えさせる作品になる」と説明している。モア4のトップ、ピーター・デール氏は「番組を見て腹を立てる人もいるだろうが、正しい意図が伝わるよう願っている」と話す。

モア4では今秋、ブレア英首相の退陣を扱う風刺番組の放送も予定しているという。
http://cnn.co.jp/showbiz/CNN200609010024.html


●ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 : ユナイテッド93は最新型の心脳コントロール映画である (2)

広告業界の父、エドワード・バーネイズは、『プロパガンダ』という1928年に書かれた本で、プロパガンダの伝達経路として、ラジオ、新聞と並んで映画を挙げ、「アメリカ映画は今日の世界において、プロパガンダを伝える場合、無意識のうちに大衆にその意図することを伝える手法としては最も優れている。映画というメディアは、思想と主張を伝達する場合にはもってこいだ」(156頁)と書いている。
バーネイズは、同じ場所で「映画というものは、ある国家における思考と習慣を均一化することができる」とも書いている。映画が大衆の共感を呼び、意識を統一化させるプロパガンダの手法として重要であると1928年の段階で認識されていた。
http://amesei.exblog.jp/3687543/


●国際情勢の分析と予測:ブッシュは米国・カナダ・メキシコの合併による北米連合結成を追求-5/19-
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/bcabe4d52e12fde9dfb1dec714d173a5


●英国民間テレビ局が、ブッシュ大統領暗殺を主題とするドラマを作成し、十月九日放映するとの報道。その意味。
太田龍の時事寸評 平成十八年(二〇〇六年)九月二日(土)(第一千七百九十一回)

 平成十八年九月二日の一部夕刊(東京、讀賣夕刊、日刊ゲンダイ、日刊スポーツ)によれば、英国のテレビ局は、十月九日、「大統領の死」と言うドラマを放送する。そしてこのフィルムは、今月トロントで開催される国際映画祭にも出品されると。このドラマの主題はブッシュ米大統領暗殺、であり、米政府はこの英国映画に激怒して居ると。こんなことは、英国の諜報機関の関与なしに出現することはあり得ない。そして英国諜報機関は、「三百人委員会」に直結し、その指揮下にある。
 「九・一一」事件の直後、デービッド・アイクは、これはイルミナティの捏っち上げた事件であるとの説を述べると共に、イルミナティは、いずれ適当な時期に、ブッシュ米大統領暗殺事件を演出する可能性がある。と予想した。(三交社版、週刊日本新聞編著、「米国同時多発テロの『謀略史観』解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!」、九十五頁)このような事態は、欧米西側とイスラム世界の衝突を更に決定的な局面へと煮詰めて行くために、彼ら、イルミナティサタニスト世界権力にとっては、大いに役立つであろう。つまり「九・一一」と同じく、イルミナティが演出しながら、ブッシュ大統領暗殺犯人は、イスラムの一派である。と宣伝するわけである。
 前出の英国のフィルムによると、ブッシュ暗殺の犯人は、シリア人、として設定されると。この筋書き通り、ブッシュがイスラム教徒によって暗殺されると仮定すれば、ただちにチェイニー副大統領が昇格する段取りである。このチェイニー政権は、シオニスト・イスラエル=ネオコン一味と、殆んど全く一体と成るであろう。かくして、ブッシュ後の米国は、イランに対する核ミサイル攻撃を開始出来る態勢と成るわけである。
 しかし、ここでの本当の問題はそうした次元には存在しない。アルバート・パイク(一八七一年八月十五日)が予告した第三次世界大戦の、その第一幕(シオニストとイスラム世界の全面対決)が、全面展開される。そのことが問題である。
 日本はどうするのか。日本は、自民党政権の下で、問答無用で、この第三次世界大戦のドマン中に引きずり込まれて行く。米国(イルミナティサタニスト世界権力)の完全な走狗と化した、現自民党政権に、ノー、を突きつけなければ成らない時である。


●米国CFR、そしてビルダーバーグクラブ、三極委員会による、米国破壊、独立国家としての米国殺害がイルミナティのアジェンダ(行動日程)に上げられた、と言うこと。
太田龍の時事寸評 平成十八年(二〇〇六年)八月二十九日(火)(第一千七百八十七回)

 既に一九八〇年代に、ジョン・コールマン博士は、三百人委員会が、米国破壊のための戦争を、第二次世界大戦直後に開始した、と警告して居る。その時点では、コールマン博士は、米国では荒野に叫ぶ預言者のやうであったが、今では、米国で、多くの人々が、米国は破壊されつつある、ことを認識して居る。
 パトリック・ブキャナンは、二〇〇四年四月の著述に於て、「一九六〇年、アメリカは、人口・一億六千万人、その九十パーセントは白人。黒人は十パーセント。そして数百万人のヒスパニックとアジア人。しかし、一九六五年の移民法によって、根本的にこの過去の米国は破壊された。」と。「二〇五〇年までに、白人は四十九パーセント。ヒスパニックは、一億(二十五パーセント)を超える。アジア系人口の比率は、黒人とひとしい。米国は、北米のブラジルと化する。米国は、第三世界の国と成るであろう。」と。
 ここで、ブキャナンは、一九六五年の移民法を問題にして居る。これは、一九六三年十一月二十二日、ケネディ大統領の暗殺によって、可能とされた米国破壊戦争の一環である。テックス・マーズは、「パワー・オブ・プロフェシー」二〇〇六年八月号で、米CFR(外交問題評議会)が作成した「北米共同体の構築」について紹介し、論評した。テックス・マーズによれば、このCFR文書は次のように提案して居ると言う。

  (1)アメロ、と称する新しい通貨がドルに取って代る。

  (2)メキシコ、米国、カナダの国境は消える。

  (3)北米議会が形成される。

  (4)北米裁判所が設立される。

  (5)北米行政府が創立される。
     首都は、メキシコシティ、又はトロント。

  (6)一億六百万のメキシコ市民は、米国に自由に出入り出来る。

  (7)米国憲法権利章典は廃棄され、北米権利宣言が作られる。

  (8)メキシコの一億人の市民と、米国内の二千万人のメキシコ
     人は、米国人と同等の権利を与えられる。

  (9)メキシコ人労働者は優先的な労働権を与えられる。

 (10)メキシコ、米国、カナダの経済は、完全に統合される。

 (11)米国の五十の州は解体される。
     旧米国は、十の地域に分割される。

 (12)スペイン語と英語は共に北米共同体の公用語と成る。

 (13)北米連合はヨーロッパ連合、アジア連合と提携する。

 テックス・マーズは、こんなものに賛成する米国大統領、米国議員などは、米国に対する国家反逆罪の犯罪人として告発され、裁かれねばならない、と言う。問題は、この文書が、CFRの文書だと言うことである。CFRは、そもそも英国国際問題研究所(RIIA)の米国支部のごときものとして設立された。しかし、ここでは、それについての説明は省略する。
 テックス・マーズは、「二〇〇五年三月二十三日、米国、テキサス州ウエイコに於て、ブッシュ米国大統領、マーチンカナダ首相、フォックスメキシコ大統領、この三人が安全保障と繁栄のための連帯、と称する秘密協定に署名した。そして、この協定はCFRとビルダーバーグによって準備された」と述べて居る。日本の売国奴国賊的マスコミと、国賊的学者、官僚、作家、評論家などなどは、この事実と事態を、日本国民に対して完全に隠蔽し続けて居る、そのことに気付かなければならない。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi


●世界最長の「無防備国境」返上=警備員が武装へ―カナダ [AFP=時事] 2006年9月3日


世界最長の「無防備国境」返上=警備員が武装へ―カナダ (AFP=時事)
【オタワ】カナダのハーパー首相≪写真≫はこのほど、国境警備員を武装させる方針を明らかにした。米国から銃を所持して越境を図る犯罪容疑者などに対処するのが目的で、「世界最長の無防備な国境」の警備が強化される。
 同首相によると、今後10年かけて陸上および海上の国境検問所に配置されている約4400人の警備員に武器を携行させ、人数も400人増員する。来年9月にも最初の武装国境警備員が任に就くという。
 米・カナダ国境には1200カ所の検問所があり、一日平均26万人の旅行者らが通過する。しかし、2004年には武器押収が621件、麻薬押収が8711件あったほか、今年1月にはカナダ西部バンクーバーの検問所で、米カリフォルニア州の殺人容疑者2人が米警察に追われ、銃撃戦となる事件もあった。
 今回の決定に対し、武装越境者の出現に際して職務を放棄するケースが今年相次いでいた国境警備員の組合は歓迎を表明。ただ、警備員の武装により「平和国家カナダ」のイメージが損なわれると危惧する声も上がっている。
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/society/story/20060903afpAFP008478/




【私のコメント】
 イラク侵略戦争の泥沼化で進退窮まった状態にある米国のブッシュ政権だが、任期はあと2年残っている。盟友の小泉が今月退任、ブレアも今年中に退陣と予想されている事を考えると、来年以降のブッシュ政権は更なる茨の道を進むしかなくなってしまう。

 映画やテレビのプロパガンダの伝達経路としての高い機能を考えると、「ブッシュ暗殺」のドラマがトロント映画祭で発表されたり英国の民放が放送したりすることは、来るべき「ブッシュ暗殺」のシナリオについて世界に知らせるのが目的である様にも思われる。1860年当選のリンカーン大統領以来、20の倍数の年に当選した大統領は暗殺や病死による任期途中での退任と副大統領への交代が何故か異常に多い。唯一、任期を満了した1980年選出のレーガン大統領も暗殺未遂にあっているし、後任は副大統領のブッシュ父であった。恐らく、20の倍数の年に当選する大統領は飾り物で、実権は副大統領が握っているということなのだと思う。

 現在のブッシュ大統領も20で割り切れる2000年に当選しており、副大統領は実力者のチェイニーである。ジンクスを考えると暗殺が起きてもおかしくない。9月7日のトロント映画祭と10月の英国でのテレビ放送開始の間(例えば2006年9月11日等)に事件が起きる可能性は頭の隅に残しておく方がよいかもしれない。あるいは、911の米国テロ事件や7/7のロンドンテロでは、事件と同じ日に事件と同様のテロ訓練が実施されており、警備当局者は事件が訓練かそれとも本当の事件なのか混同したという話があるが、例えば10/9に英国でブッシュ暗殺テロ番組のテレビ放送中にブッシュが暗殺される、あるいは暗殺されたように見せかける自作自演テロ事件が起き、番組中にブッシュ暗殺のテロップが流れて視聴者が現実とフィクションの区別が付かなくなり混乱する、というような劇的なシナリオもありうるかもしれない。11月の米国中間選挙で敗色濃厚な共和党が起死回生の勝利を掴むには、新たな戦争を起こして国民の愛国心を煽るのが有効という見方もできる(イラク戦争が泥沼化した現状でその戦略がうまくいくという保証はないが)。

そして、太田竜氏の言うように、それが米国による中東攻撃の根拠として使われるのかもしれない。

 ところで、911直後、カナダ首相を同席した会見でブッシュ大統領は、Border relations between Canada and Mexico have never been better. (カナダ・メキシコ間の国境関係がこれほどよかったことはいままでにない。)と発言している。これは単なるブッシュの迷言録かと思ってきたが、米国の外交評議会が米国・カナダ・メキシコの合併による北米連合結成を提唱していることを考えると、単なる迷言ではなく、北米連合結成に関する秘密の議論でブッシュの頭がいっぱいになっていたことを示しているのかもしれない。民間銀行に所有される連邦準備銀行がドル紙幣を発行するという憲法違反の状態を解消するには、米国という国家そのものを発展的に解消してしまうのは一つの解決策である。実際にはケベックという反米的地域を有するカナダは米国への併合を拒否する可能性もあり、その場合にはメキシコと米国が合併して、ブッシュの迷言の通りのカナダ・メキシコ間の国境が出来る可能性もある。カナダ政府当局の国境警備強化も、米国とメキシコが合併してメキシコの北部国境がリオグランデ川から北緯49度線まで移動することを示しているのかもしれない。



【9/4追記】
In the Strawberry Field:エントリー “恥知らず反米左翼! ブッシュ暗殺架空ドラマを公開”

時事通信の記事では映画の内容があまり詳しく説明されていないが、ミスター苺がメールしてくれたデイリーメールの記事にはもっと詳しく映画の説明が載っている。(注:カカシは映画をみていないのでこの記事に書かれていることが本当なのかどうかはまだ確認できていない。)下記はこの記事をもとにカカシが要約したものである。

2006年11月、民主主義によって世界平和をもたらそうと演説するジョージWブッシュ大統領を暗殺者の銃弾が貫いて殺害する。容疑者の正体はすぐにメディアによって大々的に報道される。アメリカ人のほとんどが犯人がシリア生まれであるということだけで満足し、イランの犬と考えられているシリア政府に焦点が当てられる。シリア外相による悔やみの言葉や否定も空しく、アメリカ市民はダマスカスやテヘランからの正式発表など全く興味をもたなかった。テレビではこれらの国々の市民がお祭り騒ぎにくり出す姿が何度も放映された。

大統領の座を得たディック·チエイニーは常に非公開の安全な場所から声明発表をするため「洞穴の男」とあだ名される。「大統領の死を祝った者たちはすぐにその味を噛み締めるだろう」と新大統領。

アラブ諸国では人々が喜びにみちたが、ヨーロッパ諸国の反応も冷たかった。イスラムテロリストによって苦しめられたイギリスでさえあまり同情はみられなかった。場合によってはイスラム教徒以外の間でも喜ぶ声さえきかれた。

しかしひどかったのはチェイニー新大統領による厳しい取り締まりであった。テロ容疑者は条令もなく逮捕され裁判もなく処刑された。ブッシュ大統領の死を祝ったとされる諸国への攻撃案が作成され、シリアがまず攻撃され、イランが続いた。イランの革命軍はヒズボラの戦い方を学び真っ向からアメリカ軍にいどまずゲリラ戦をおこなった。

戦争はペネズエラまでにおよび、イギリスではイスラム教徒による暴徒によってガソリンスタンドなどが次々に爆破された。

テロ容疑者は容赦なくガンタナモ送りになり、キューバから亡命してくるキューバ人たちをアメリカ海兵隊が虐殺したとして、抗議したキューバを黙らせるためアメリカはキューバも攻撃。

チェイニーの独裁により、アメリカは危機につぎ危機を迎えるがアメリカ市民はチェイニーを断然支持、、、




まあ、こんなもんだ。この記事を読んでわかるのは、この映画制作者たちはアメリカ国民の本質を全く理解していないか、理解してわざと無視しているかのどちらかだろうということだ。

ブッシュ大統領の暗殺を待つまでもなく、アメリカでは国民全員を怒らせるテロ行為がすでに2001年9月11日に起きているのである。犠牲者の数が最終的に3000人前後と発表されるまでの数週間、我々は犠牲者数は4000人から6000人と聞かされていた。もし貿易センターが縦に崩れずに横倒しになっていたら、もしテロが起きたのが9時10分前ではなくてほとんどの人が出勤していた10分後だったら、何万という犠牲者がでたことは必定だ。それを考えた場合、もしアメリカ国民が怒りに狂って復讐をだけを考えるような国民なら、あの時ほどその本性が現れるのに絶好の機会はなかったはずである。

だがアメリカ国内でアラブ系の人間がリンチになったり、イスラム教の聖廟が破壊されたり、条令もないのに中近東の人々が、ただイスラム教徒あるというだけで大量に逮捕されたなどという出来事は全くおきなかった。一部ぼっ発的にイスラム教徒と間違われたインド人が嫌がらせをされたり、イスラム教聖廟に石が投げられたり落書きがされたといった程度のことはあったが、組織的なイスラム教徒迫害は全くおきなかった。それどころか、アメリカ在住のイスラム教徒に不心得者からの攻撃がないようにと地元のキリスト教徒やユダヤ教徒が率先して市民に冷静を保つよう呼びかけたりしていたほどだ。

テロ対策として提案された「愛国法」ですら、アメリカ市民や合法永住の外国人の人権を妨げるようなことがあってはならないと神経質なほどの考慮がされた。

だからブッシュ大統領がシリア生まれの男に暗殺されたとしても、アメリカ国民がヒステリーを起こしてシリアやイランに戦争を挑み、チェイニー新大統領が国民の人権を無視して容疑者をかたっぱしからガンタナモに送るなどということはまずあり得ない。

この映画はブッシュ大統領やチェイニー副大統領への侮辱であるばかりでなく、アメリカ国民全体への侮辱である。このような汚物を製作する人間が自由に物を言えるのも、彼等が軽蔑するアメリカやイギリスの愛国者たちが諸外国で命がけでテロ退治をしていくれているからではないか。もし我々がイスラム過激派とのテロ戦争にまけたならば、彼等のような堕落した馬鹿左翼どもが一番最初にジハーディストの刃に倒れるのである。


【私のコメント】
 苺畑カカシさんは、ブッシュ暗殺などあり得ない、ブッシュ暗殺が起きてもそれでシリアやイランなどへの戦争など起きるはずがない、という御意見のようだ。それはそれで一理あると思う。ただ、苺畑カカシさんが言う「アメリカやイギリスの愛国者たちが諸外国で命がけでテロ退治をしてくれている」という認識については正直言って同意できない。米国在住で米国のマスコミのプロパガンダを浴びている苺畑カカシさんと、日本在住の私では認識が違ってくるのも已むを得ないだろう。

 このブッシュ暗殺映画のもう一つの可能性は、英国に本拠を置くユダヤ金融資本、あるいはイスラエルのモサドが、反旗を翻したブッシュ大統領に対して暗殺の脅しを行ったというものだ。田中宇氏の「米国の第二次独立戦争」説、あるいはそのネタ元かと思われる「米国国会議事堂周辺での銃撃戦は米仏同盟vs英・イスラエル同盟の対決であり、米国の第二次独立戦争という意味合いをもつ」との情報にも合致する。もしそうだとすれば、米国はフランスとともに総力を挙げて暗殺を防止するため、失敗又は未遂に終わる可能性が高くなるだろう。

 逆に、ブッシュ暗殺を英国=イスラエル同盟あるいはイスラエル単独に実行させた後に、その真実を暴露して英国とイスラエルの両国、あるいはイスラエルのみを国際的非難で追いつめ破滅させるというようなシナリオも考えられる。そして、911の自作自演の犯罪も全てなすりつけてしまう。いわば、ブッシュが囮の役割を果たすわけだ。このシナリオは、イスラエルを生贄にして生き残りたいユダヤ金融資本にとっては最善のシナリオの一つだろう。暗殺されるブッシュも、爆発で木っ端微塵になって死体が見つからなかったことにして実際には死なないことにすればよい。スペイン語の得意なブッシュならば、(ヒトラーと同様に)南米に脱出して余生を過ごすことも不可能ではないだろう。

 更に、ブッシュ大統領の今後については、任期満了・暗殺の他に、ニクソン大統領のようにスキャンダルの為に任期途中での退任という可能性も考えられる。エンロン疑惑や911自作自演疑惑など、ブッシュ大統領を途中退任に追い込むスキャンダルの種は既に準備されているとも言える。ただ、スキャンダルで途中退任すると後任大統領は権力の正統性が乏しくなるので、米国国内の混乱は更に悪化するだろう。心臓病や脳卒中で病死という可能性もあり得るが、暗殺脅迫時に病死というのは暗殺の疑惑をかけられてもおかしくない。
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3 コメント

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Unknown ()
2006-09-03 16:11:03
ブッシュはメキシコとの国境に壁を作ると発言したから

メキシコとの併合はないでしょう

カナダは文化的に同じなので好きだと思いますが

国内にヒスパニックが増えることでアメリカに暗い影を落とすのは事実でしょう
返信する
米国メディアのプロパガンダ (苺畑カカシ)
2006-09-04 08:40:20
はじめまして、私のブログ「苺畑より」をリンクしていただきましてありがとうございます。



『米国在住で米国のマスコミのプロパガンダを浴びている苺畑カカシさんと、日本在住の私では認識が違ってくるのも已むを得ないだろう。』



もしアメリカのメディアの反ブッシュ政権だらけの報道を御覧になっていれば、決してそのような見解は生まれないと思います。アメリカのメディアには確かにプロパガンダはありますが、それは「対テロ戦争はアメリカを安全にしていない」、「イラク戦争は間違っていた」というようなものばかりです。



私は在米でアメリカメディアの報道をきいているから、対テロ戦争を支持しているのではなく、私がアメリカメディアのプロパガンダをきいているにも『かかわらず』戦争を支持しているのです。



また、私はブッシュ大統領の暗殺などあり得ないとは思いません。それどころかそのようなことを企む輩は多いにいるだろうと思います。



ただブッシュ大統領が殺されたからといって、アメリカ市民がヒステリー状態でイスラム教徒を弾圧したり、やたらにイスラム国家に戦争をいどむようなことはしないだろうと思います。
返信する
ブッシュ暗殺の英国TV映画の真相 (前田 進 )
2006-09-05 16:52:49
ブッシュ暗殺の英国TV映画は

「先制核ハルマゲドン」の予告が真相で、

それはフリーメーソンの史上最大犯罪戦略だ



 必見:

http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/31.html

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