国際情勢の分析と予測

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米同時多発テロの「陰謀説」報道はイスラエル生贄化の準備?

2006年08月14日 | 米国
●米同時多発テロの「陰謀説」が再燃の兆し 「WTCは内部に仕掛けられた爆弾で崩壊」「米政府による自作自演」

(AP 8/13) 「世界貿易センター(WTC)ビルは内部に仕掛けられた爆発物で崩壊した」「米政府による自作自演だったのではないか」――5年前の米同時多発テロをめぐり、米国内で「陰謀説」が再燃の兆しを示している。一部の学者らがグループを結成し、今年6月には「真相究明会議」を開催するなど、活発な運動を展開して議論を呼んでいる。同時テロでは「WTCビルがハイジャック機の激突による火災で崩壊した」というのが、米政府の公式見解。これに疑問を投げかけているのが、「9-11の真実を求める学者たち(S911T)」と名乗るグループだ。ウエブサイトに掲載されている説によれば、WTCは「計画的に爆破」され、米政府は「政治的目的のために」これを許可したか、さらには「画策した可能性さえある」という。S911Tに名を連ねる学者は約75人。シカゴで開かれた真相究明会議には、約500人が参加した。同時テロ陰謀説は以前からくすぶり続けていたが、最近新たな注目を集めるきっかけのひとつとなったのは、メンバーの1人、イスラム研究者ケビン・バレット博士の言動だ。

バレット博士は今年初め以来、地方紙やラジオ番組で「WTCビルは爆破された」との説を唱えてきた。今秋ウィスコンシン大で担当する講義の中でこの説を取り上げると公言したことから、同州議会から抗議の声が上がる騒ぎとなっている。また、S911Tの中心メンバーであるブリガムヤング大の物理学者、スティーブン・ジョーンズ教授は、「WTC崩壊時には溶けた鉄が流出した。火災の熱で鉄が溶けることは考えられず、高温を発するテルミット爆弾が使われたとみられる」と主張する。これに対し、米政府は「溶け出した金属は飛行機の機体のアルミニウム片」との見解を示している。

クレムソン大で機械工学の助教授を務めていたジュディ・ウッド氏は、「爆破でなければあれほど短時間に崩壊するはずがない」とした上で、「政府がうそをついているとすれば、テロに加担していたことを疑わざるを得ない」と語る。ウッド氏は昨年、助教授の席から外れた。人事の背景に「同時テロ問題をめぐる立場」があったと同氏は主張するが、大学当局はこれを否定している。「この問題に深入りして、追放されることを恐れる学者は多い。それでも私は、真実の方が重要だと考え、こちらの道を選んだのだ」と、ウッド氏は話している。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200608130018.html




●川本耕次&銀万ブラザーズの日記 

厨房爆弾・過酸化アセトン    8/14 

 イギリスのテロ、過酸化アセトンを作ろうとしていたらしい。過酸化アセトンは爆弾マニアのケミストさんに言わせると「厨房爆弾」だそうで、マニキュアの除光液、サンポール、手間なしブライト、重曹、程度で作れるそうな。爆弾好きの中学生がよく実験して指を飛ばしたりしているらしい。そういやおいらの出た高校では化学部が校庭で爆破実験するというのが伝統だった。母親に毒を盛った娘も同じ高校だw
ただ、材料はともかく作り方がいろいろと難しいので、果たして飛行機の中で「氷で冷やしながら2時間かき混ぜる」なんて真似が出来るかどうかは疑問である。それに日本では平成16年秋以降、警察からの指示で家庭向け化学製品からは過酸化アセトンが合成できないように成分調整が行われたそうで。詳しくは「過酸化アセトン」でググレカス。それと、爆弾というのは「密閉しないと爆発しない。開放された環境では激しく燃焼するだけ」なので、飛行機の中で苦労して過酸化アセトン作って、それを密閉容器に収納して爆弾にする、なんてのは面倒臭いような気もする。おいらがテロリストだったら、地上ないし海上から、飛び立ったばかりの飛行機に対空ミサイルぶち込むね。その方がずっと簡単だ。そう考えてみると、どうも目的は「飛行機を落とす」ためでなく「テロの恐怖を煽る」ためではないかと。テロの恐怖を煽ることによって誰が得をするのか、利益を得る者が真犯人である。

アルカイダ女体盛り     8/12
やっぱり出て来たね、ジサクジエン説。それもやはりユダヤの陰毛。911と同じ構図で、アメリカとともに英国も仲間にひきずり込んで中東での戦いを続けさせたいらしい。どうしても核を使いたいらしい。ハルマゲドンを待ち望んでいる人がいるようだ。
http://www2.alice-novell.cc/sample/gin-man/diary.html




【私のコメント】 
 CNNという米国の代表的マスコミでもとうとう911自作自演説が報道された。無論、これは米国政府やユダヤ金融資本の命令によるものである筈だ。8月11日の記事「英国の航空機テロ自作自演騒動の目的は何か?(http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/5714247499a6bc4e01d36b1550bd5f5e)」の追記欄にも書いたが、これでユダヤ金融資本の自殺的シナリオ(イスラエル生贄シナリオ)の可能性がますます高くなってきたと思われる。

 川本耕次氏は今回の英国の航空機テロ未遂は911と同じ構図だと考えているようだ。私は自作自演説では川本氏に同意するが、その自作自演の目的は、川本氏の言う「中東での戦いを続けるため」よりも、「中東での戦いを終えるためにイスラエルを生贄にすること」ではないかと思う。CNNの911陰謀説報道、最近の米英マスコミで流されるイスラエルの存在そのものを否定するような論説と、今回の英国航空機テロ未遂は、いずれもイスラエルを生贄にするという同じ方向に世論を扇動するという目的の元に実行されているのではないだろうか?

 今回の英国の航空機テロ未遂を自作自演ではないかと疑う人は、CNNの報道により激増すると思われる。恐らく、近日中にテロの自作自演に関する内部告発が行われ、真相が暴露される。連鎖的に911の真相も内部告発する者が続出し、米英両国は大揺れとなる。そして、これらの内部告発の内容は大部分が真実だが、テロの計画者がユダヤ金融資本であることは隠蔽され、その支配下にありテロを実行したイスラエルのモサドが計画も行ったと言う点で情報が捏造・歪曲される。イスラエルは全ての悪の責任を取らされ、イスラム諸国だけでなく米英の一般庶民の怒りも全て引き受けて火達磨となり、生贄として滅亡してゆくことになるだろう。そして、真の巨悪であるユダヤ金融資本は深手を負いながらも全滅は避けられ、かろうじてその中枢部が生き延びるのである。それこそが、911のテロの目的だと思う。場合によっては、米英軍が正義の味方の振りをしてイスラエルを攻撃するというシナリオすら考えられる。アリエル=シャロンイスラエル前首相の新党「カディマ」旗揚げはその陰謀に気付いたからであり、陰謀の成功のためにシャロンは消されたのではないかと思う。

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1 コメント

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未来を暗示するCNN報道ビデオ (Hiro-san@ヒロさん日記)
2006-08-24 19:12:13
こんにちは。アメリカの政情激変を暗示する問題の「CNN報道」のビデオですが、YouTubeでは消去されてしまいました。vSocialには一部が残っておりますので、まだご覧になっていない方はどうぞ。

http://www.vsocial.com/video/?d=43073



また、単なる資料程度ですが、911当日の「軍事演習」に関するマスコミ記事を以下にまとめました。

http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1477489

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