マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

宮里藍さんずるずる後退から少し復帰

2008-03-02 23:59:31 | ニュース
宮里が18位=オチョアが11打差圧勝-米女子ゴルフ
3月2日20時30分配信 時事通信-Yahooニュース

初日2位と好発進したものの、2日目3日目とずるずる後退して行って心配しましたが、今日最終日はすこ~し持ち直したようで、ホッとしました。
練習が大切なことは言わずもがなですが、自分を信じられるようになることも大切ですね。




今日はいい天気!

2008-03-02 23:42:41 | 日記
春近し!を感じる天気でした。
少し風はあったけど・・・やっぱり3月です。
お正月に長男が帰ったとき、ドラムセットを使ってそのままにして帰ってしまったので、ず~っと部屋の真ん中に鎮座していたのですが、今日やっとそれを片付けました。
とりあえず部屋にスペースはあるので、問題ないといえばそうなのですが、やはり真ん中は邪魔なので・・・。
ついでに回りも片付けてすっきりしました!
寒いとまぁいいか・・・と、気になりつつも目をつぶっているのですが、少し暖かくなると、活動したくなるものです。

コンサートで弾く曲に、グリーグの「トロルドハウゲンの結婚の日」という曲があるのですが、グリーグはノルウェーの人。
北欧の冬は寒くて夜がなが~いので、きっと気がめいるだろうな・・・とか、ふと思いました。
「春に寄す」という曲も抒情小曲集の中の曲ですが、春への憧れ・・・とでも言うような非常にいい曲です。
グリーグの曲はやさしい曲から技巧的な曲まで幅広く、ロマンチックで美しい曲が多いですね。
好きな作曲家の一人です。
抒情小曲集全曲のCDがお勧めです。
グリーグ没後100年特別企画 抒情小曲集[全曲]
仲道郁代さんのグリーグ:ピアノ協奏曲&抒情小曲集は、ピアノ協奏曲と抒情小曲集の抜粋ほかです。

サティのジュ・トゥ・ヴー

2008-03-02 00:17:30 | 音楽
ティータイム・コンサートまでもう1週間を切ってしまいました。
演奏するのは親しみやすいよく知られた曲がほとんどですが、エリック・サティの「ジュ・トゥ・ヴー」も曲名は知らなくてもよく耳にする曲だと思います。
題名の意味は「おまえがほしい」というのがフランス語の表記に一番合ってると思います。
「あなたがほしい」とか「あなたが大好き」とか呼ぶ場合もあるようですが、しっくりしませんね。
題名はともかくとして、歌曲バージョンもピアノバージョンもあります。
サティ自身が両方書いているのです。
サティはドビュッシーとほぼ同じような年代に生きた作曲家ですが、印象派とは言いません。
作風がまるで違うからです。
どちらもパリ音楽院で学んでいるのですが・・・。
サティはどちらかと言うと世俗的でしょうか。

ジュ・トゥ・ヴーはカフェのために作曲されたカフェミュージックとでも言いましょうか、そんな感じの曲です。
パリ北部に芸術家たちが集ったモンマルトルの丘があり、サクレ・クール寺院がありますが、そこのちょっと裏手にサティは一時期暮らしていました。
今も人が住んでいるのですが、サティが住んでいたという記録が残っています。(写真)
ジュ・トゥ・ヴーは今までにも何度か弾こうと思ったことがあったのですが、今ひとつ気分が乗らなくて弾かなかったのです。
複合三部形式で同じことの繰り返しが多いので、弾く方としては少し退屈なのです。
いかに退屈しないでシャレた感じに弾けるか・・・が神経使うところです。
今回はケーキコーヒー付きなので、カフェミュージックにはちょうどいいのかも・・・。
過去にはウインド・パステルでジャズ風にアレンジして演奏したことがあります。ジャズ風にするとけっこうシャレてていいのです。

お勧めCDはフランス音楽にはこの人というパスカル・ロジェのピアノで3つのジムノペディ~サティ・ピアノ作品集があります。
高橋悠治氏のサティ:ピアノ作品集(1)もおもしろいかもしれません。
高橋悠治といえば作曲家でピアニスト、現代曲の名手でプリペアド・ピアノとかよくやっていました。最近は知りませんが・・・。
その昔、大学時代に非常勤講師でいらしていたので、いろいろ教えていただきました。
なかなかユニークな先生でした。
何しろまじめにピアノを弾いていた我々学生には、あっと驚く授業だったように思います。