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マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

「ピアノマニア」見ました

2012-02-11 23:58:04 | お勧め
今日「シネマート新宿」に見に行きました。
昨日までは広い方の部屋でしたが、今日から小さい方で、午後3:35からの上映に、3時ごろ行ったら、後1席です…と。
主人も一緒でしたから、困ったなぁ…と思ってると、立ち見だったらOKと言われ、主人は立ち見でした。
何しろ一人でも1800円が、夫婦50割引きだと二人で2000円とあっては、二人で行く方がいいですから…。

映画としては、作り方は今一つかな…と思いましたね。
事前知識があっても、話があちこちに飛ぶし、今何でこの景色?と思うようなこともありましたが、レコーディングに取り組む演奏者自身もですが、周りのスタッフの様子もわかって、なかなか面白かったと言えますね。
調律師をメインに置いたドキュメントですが、私としてはやはり登場するピアニストたちの演奏の方に興味を持ちました。
ごく一部だけでしたが…。
おもしろい趣向をこらす演奏もあったりして、それも面白かったですね。
ウィーンのコンサートホールとか街の様子とか、それもよかった。
バッハの「フーガの技法」のレコーディングがメインでしたので何度もエマールの演奏を聴くにつけ、バッハの良さを再認識したのも大きかったですね。
一見の価値はあると思います。

自分の求める音楽を再現するために、調律師に様々な要求をする…まぁちょっと考えさせられる部分もあります。
自分の技術で表現できないのか…。