マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

「ルドンとその周辺」展

2012-02-16 18:27:40 | お勧め
三菱一号館美術館で3/4まで開催されている「ルドンとその周辺」展、14日に行きました。
あいにくの雨模様でしたが、そうひどい雨でなく、メトロ千代田線の二重橋駅からは、建物の中を通っていけるので、あまり影響もなく行けました。
人も多くなく、ゆったりと見れました。
ルドンという画家、印象派の画家たちと同じような時代でしたが、画風はまるで違っていて、どちらかというと私の好みではなく、行くかどうかも迷いましたが、入場料が1400円の所を、金券ショップで1100円で手に入れることができたので、行ってみることにしたのです。
目玉は、「グラン・ブーケ」という、壁画だった大きな花の絵です。

サイトには、大きさが表示されていましたが、まるで気にもしないで行きましたので、大きさにびっくりでした。
パステル画なので、軽い淡い感じがとてもいい感じです。
それに、ルドンの絵は、どれも細かく丁寧で、黒中心の絵は好きではありませんし、目玉とか目を閉じてとか、蜘蛛とか題材も好きではないのですが、すごいなぁ~と思います。
花の絵はいいのですけどね。
 「青い花瓶の花々」

ルドンとその周辺ということで、ムンクやゴーギャン、ドニなどの絵も見れてそれもよかったですね。

三菱一号館美術館は2度目なのですけど、前回も思いましたが、中がわかりにくい!というのがちょっとなぁ…です。
昔の建物を再現しているようですが、迷路のようです。
雰囲気はありますけどねぇ…。
床がフローリングだというので、美術館の利用案内には「靴底が平たんなもの、あるいは柔らかいものをお召しになることをお薦めします。」 とありますが、わかりにくいし、もっと声を大にして言った方がいいように思いました。
パンプスを履いている若い女性が2名くらい、大きな靴音をさせて歩くので、響いてちょっとうるさいなぁと思いましたから。
音に気が付かないのか…ですけど、少し気を付けて歩けばあまり目立たないでしょうに…。
…で、サイトに靴の注意が載っていて、なるほど!でした。

これから、東京では行ってみたい美術展がいろいろあるので、東京に行ったときには見に行こうと思っています。
もっと関西でもしてほしいですけど…。