マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

2度目の講義が終了

2015-10-19 23:59:46 | 日記
いなみ野学園の「クラシック音楽に親しむ」という講義、今日は2度目でした。
今年度は2コマ取っていただけたので、少し詳しくすることができました。
とかく難しいと言われるクラシック音楽も、実は身近でもっと気軽に楽しめるものだということを感じてもらえるように…という狙いで講義を進めたつもりですが、果たして…??
今回はピアノの演奏をできるだけ取り入れての講義でした。
予定していた、ドビュッシーは時間が足らなくなって弾きませんでしたが、他はまぁ何とか。
モーツァルトのトルコ行進曲、ベートーヴェンの悲愴ソナタ2楽章、これらは古典派で重視された形式の説明として。
他はショパンの革命とリストの愛の夢第3番…日頃良く弾く曲ばかりです。
と言っても、人前で弾くからにはそれなりに練習はしないといけませんから、昨日、一昨日で何とかしましたが、何しろ歯が痛くて、頭痛薬を飲めば胃が悪くなり、なかなか集中はできませんでした。

講義の担当の先生が、ピアノを弾いてる手が皆さんに見えるように、スマホを通してスクリーンに大写しして下さいました。
講堂での講義ですが、300人以上いて、ピアノはステージの下にあるため、ほんの前の方の人しか見ることができませんから…。
初の経験…でした。

それにしてもいつも思うのですが、講義と演奏を両立させるのは難しい、ということです。
コンサートでちょっとトークをするのとはやはりわけが違いますから。
ピアノ以外の曲は、映像や音声で面白エピソードなどを交えてちょっとだけ紹介しましたが、クラシック音楽の良さが、日頃聴かない人たちにも少しでも伝わっていたら幸いです。

すご~く頑張って準備をしないといけないというほどではないものの、やはり終わるとホッとしますね。
教えるということは自分自身もさらにブラッシュアップできるいい機会になりますから、感謝…です。