マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

以前とは違って…

2018-10-25 00:24:58 | コンサート
今朝は、昨日行けなかったテニスの振替。
今日のクラスは振替に来ている人が多く、いつもの2倍の人だったので、体力的にはいつもより楽でした。
人が多い分、自分に回ってくる回数が少なくなるので…。
風邪がまだよくならないのもあって、ちょっとしんどいかな…という感じだったので、ちょうどよかった。
帰ってからシャワーをして、午後はさすがに眠くなりちょっとお昼寝。
夜、今日もコンサートに行く予定だったからです。

今日は、ルーカス・ゲニューシャスのコンサート。
2010年のショパンコンクール2位のピアニストです。
以前、6年くらい前だと思いますが、たまたまプレゼント企画に当たって、初めてルーカス・ゲニューシャスの演奏を聴いたのです。
その時聴いたのがすごく印象に残り、今回も是非聴きたいと思っていました。
その時の曲目は、ショパンとラフマニノフの前奏曲でしたが、ショパン、何を弾いたか忘れてしまっていて、前回のブログを確認してみると、ショパンのピアノ・ソナタ第3番…何と、今回と同じ曲目でした。
それと、幻想ポロネーズだったのですが…。
前回の記事はこちら。
https://blog.goo.ne.jp/promasumi/e/6938b1f1b7396f20502426f415eaa8c6
今回は、マズルカを6曲と、後半はロシア物でした。
前回の、研ぎ澄まされたような演奏と違って、今日は、演奏者自身がとても楽しんで弾いているように感じました。
それと、余裕があるというか…経験を重ねた結果でしょうね。
前回は、”演奏の姿勢は、余分な「振り」などなくあっさりしている感じ”と書いていたのですが、今回は随所に大きい振りが入ったりしてました。
もちろん、音楽にふさわしいものですが。
ショパンのソナタは、さすがという演奏でしたが、マズルカが、思いのほか心にしみた感じでした。
私自身はショパンの曲の中で、マズルカは弾けなくてもいいか…と思っていたのですが、弾いておくべきだなぁ…と。
後半の、デシャトニコフの24の前奏曲というのは、全く知らなかったのですが、ジャズっぽい要素もあったりして、技巧も駆使した、なかなか面白い曲でしたが、ホントにそれを楽しんでいるような演奏でした。
アンコール、さらに楽しそうでした。
会場は、紀尾井ホール。


終わってから、交流会みたいなのがあったようですが、行かず。
体調がやはり今一つで、演奏中にふっと意識が遠のくこともあったので…。
明日も、朝からしんどい予定…。




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