19日に行った「ムーミン展」、交通費かかりましたが、行ってよかったですね。
内覧会でなくても何とか時間を作っていこうと思っていましたが、準備中で若干うるさかったとは言え、近くでじっくり見れたのは、内覧会ならではだったでしょうね。
昨年が、ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの生誕100年、今年がムーミン誕生70年ということで、ムーミン年?でしょうか。
今回は原画展ということなので、オリジナルの絵の展示でした。
これが思いのほか小さくて、へぇ~こんなに小さいんだぁ!というのが実感でした。
でも、原画は小さいですが、拡大しても見劣りしないほど細部まで描写されていて、それも驚きでした。
小さいので、近くから見ないとよく見えないですね。
もう一つ感動というか驚いたのは、一筆書きみたいにさらっと描いてあるのに、それぞれのキャラクターがきっちり区別できるように描かれていたことです。
トーベ・ヤンソンは、画家だったというので、それも納得ですが、背景に至るまでホントにうまく描かれています。
是非見てほしいですね。
絵を見ていると、なんか自分でも描けそうな感じで、ちょっと描いてみましたが…。

下手ですが、何となくそれらしく見えませんか?
さて、内覧会ですからただ見るだけではなく、学芸員さんの解説もあって、へぇ、そうなんだ…と思いながら聞きました。
パンフレットは

これですが、表に選ばれた絵は、「夏」というタイトルだったと思いますが、ちょっと憂いを感じさせるムーミンの表情が良くて選んだ…というようなことをおっしゃっていました。(違ってるかも…)
このパンフレットに選ばれた絵は、会場では、ピンクの板に貼ってあって、目立つようになっています。
ムーミンの物語の挿絵として描かれた絵ですから、それぞれの絵にふさわしい場面があるのでしょうが、そんなことは関係なく、絵を見るだけで癒される…そんな感じでしょうか。
美術展に行って気に入った絵がたくさんある時は、たいてい図録を買うのですが、今回はまだ購入できないとのことで残念でした。

でも、会場で話をした岡山在住の人が、ショップには後日行くとのことで、買って送りましょうか、とおっしゃってくださってうれしい限りです。
ところで、こういう美術展とかの準備って大変だなぁ…というのを見ることができました。
前日の夕方というのに、まだまだ準備が終わっていない…という感じでした。
いつもいろんな美術展に行きますが、こうやって準備されてるんだぁ…と。
そういうのを見ることができたのも、貴重な体験でした。