プロストワインハンデル公式ブログ「クライナー・プラッツ Kleiner・Platz」

ドイツのリューデスハイムに所在するドイツワイン専門店です。在住者ならではの新鮮な情報と個性的なワインをご紹介します。

ラインヘッセンへ

2018年09月29日 11時15分46秒 | ドイツ旅行で使える単語

ドイツはずいぶん寒くなりました。

しかし、今年の9月は大変天気が良くいいブドウが実りそうです。

そして、今はブドウの収穫時の真っただ中です。ワイナリーにとっては一年で最も忙しい時期。

 

先週、ワインのピックアップにラインヘッセンに行ってまいりました。ワインの産地としてはラインヘッセンと呼ばれていますが、実際の行政地区ですとラインラントプファルツ州。

ローマ時代からワインが生産されていて、現在でもドイツで最大のワインの生産量を誇る地域です。

考えてみれば、ラインラントプファルツ州の首都マインツにはローマ軍の駐屯地があったところで、このあたりは、古代ローマ人が対ゲルマン人の防衛のために築いた一種の万里の長城、リーメスの内側なのです。

中には例外もありますが、ドイツのワインの産地はおおむね古代ローマ人の影響の強いところです。

 

天気は快晴。雲一つない青空。絶好のブドウの収穫日、そして私にとっては最高のドライブ日和でもありました。

ヴィースバーデンからライン川を渡り、マインツから国道9号線をライン川沿いに南下。

左にライン川、右手の丘に広がるブドウ畑。マインツからニーアシュタインと過ぎてオッペンハイムのあたりまではラインテラッセ(ライン川のテラス)と呼ばれているワインの産地。

特にニーアシュタインはライン川沿いの風光明媚なワインの街。町では歩道に設けられたテーブルでゆっくりワインを飲む観光客を見かけます。

我がリューデスハイムの弟分のような街。

このあたりまで車を運転していると、あまりに太陽がまぶしいので、車の計器類とか見えにくくなりました。あまり好きではないのですが、急いでサングラスを。

 

その後、ライン川から逸れて山というか内陸の方へ進路変更。ラインヘッセンは千の丘陵地のあると言われています。一面広がる農耕地。遠くには緩やかな丘が続いています。

 

上の写真はラインヘッセンのものなのですが、一応イメージとして。

と言いますのが、車の運転中だったもので自分では写真を撮っていません。上の写真は若干季節が違うのです。

 

公の交通機関では行きにくいところなのですが、皆様もレンタカーなどでドイツを旅行する機会がありましたら、一度お訪ねください。

お時間に余裕があれば、マインツからヴォルムスまで、州道(Landstrasse)の425号線をゆっくりドライブするのをお勧めです。

 

イプシロン

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