「………」
神妙な顔つきでカートに乗せられているのは、来春12歳になる初老のジョイ君。
実は昨日の朝、ジョイの前足がやけに腫れあがっているのに気づいたので、
大慌てでかかりつけの獣医さんまで走っていったのでした。
でも実は日曜日で休診日。
しかしながら先生は、「今からすぐ連れてきてください。」と…
思えば今までも そうでした。
なぜか毎回うちの子たちが大変なことになるのは、決まって病院の休診時!
ぷーが骨折したのも、かりんが膝蓋骨脱臼したのも、ななが腰を抜かしたのも土曜の深夜。
モコの時も日曜の夜。
らんちゃんが体調を崩した時も、年末年始も関係なく毎日診て下さいました。
なのに、毎回嫌な顔ひとつせず快く診察くださるので、
こちらは申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、とても心強くつい頼ってしまうのです。
そんなわけで昨日も日曜にもかかわらず病院へ。
すると病院に近づくにつれ、ジョイ君がソワソワし始めて、
「ぼく、もう下りて歩く!」
お便所かと思い降ろしてみると案の定、大も小も気持ちよさ気に♪
そしてその後は、なぜかやる気マンマンで病院までぐいぐい引っ張ります。
実はジョイ君、毎回診察後に先生がおやつをくれるので病院が大好き!
だから一刻も早く病院に行きたくてグイグイと…。
でも、こちらは腫れてる足が怖いので、
「おいおい、大丈夫か?痛くないんか?」
「さあ、景気良くいきましょうぜ!」
大丈夫なんか?
実際足の腫れはひどく、つま先が倍ほどに膨れ上がり、肉球がパンパン!
実はその状態を確認するのが私は怖くて、奥さんに頼んで見てもらっていたのです。
(こういうのは見ているだけで、もうだめになってしまうのです…)
そして診察の結果はというと、
おそらく、足が痒くてかじっているうちにばい菌が入ったのではないかと。
で、運悪くただ今アトピー治療のためのステロイドを使用しているので、
免疫が低下しているために、ばい菌に負けてしまっているのであろうとのこと。
そこでお薬を頂き戻ってきました。
ま、帰り道もゴキゲンで尻尾をフリフリ歩いていたので、
見た目ほどひどくはないのかもと勝手に楽観しようとしておりますが、
薬の効きが出てくるまでは安心できません。
若いときは本当に頑丈で「病気って何?」ってくらいのジョイ君だったのに、
10歳をすぎたあたりから一気にいろいろ出てきました。
最近は痒みのせいで身体をかきむしるから、
あちこちの毛が抜け、引っかき傷も目立ちます。
見た目はもう適当でいいから、
痒み、痛み、そういう辛さから何とか解放してあげることができればな…。
そんなことを思いながら、信号待ちで座っているジョイの頭をそっとなでると、
「え?もしかして今は優しいモード?!」
と目が光り、足にしがみつき腰を振る!
そうやった、こいつはこういう奴やった!
優しくしたら、すぐつけあがるんや!
以前そういう話を人にしたら、即座にこう返されました。
「それはしゃあないよ。」
「なんで?」
「だって、犬は飼い主に似るもんやから。」
「なるほど…、って、おいおい!」
(=^^=)ゞ
【ばんごはん】
そういうわけで、忙しかったので夕飯は手抜き。
豚の塩ダレと、ひたすらタマネギ!
この二つをごはんに乗っけて一緒に食べると丼みたいで美味しい!
で、あえて多めに作ったタマネギは、残った分をそのまま翌日のおかずに変身!
というわけで、ただ今ミネステローネを煮込んでおります♪
!(゜▽゜)b