こんにちは。
この間からよく雨が降りますね。
で、これってもしかして秋雨?とか思っていたら、
もうすでに8月末には秋雨入り(そういう言葉があるのなら)していたようです。
なるほど、9月を待たずに夏は終わっていたのか…
さて、この秋雨、梅雨とよく似た感じのものだと思っていしまいがちですが、
実は性質が全く違うんですね。
梅雨は、東アジアに広く発達する安定した高温多湿な気団が原因でなので、
かなり広域(東アジア全体)で、長期間雨の日が続きます。
で、夏になり太平洋高気圧が力を増すと、先ほどの気団は押しやらせ、晴天が続きます。
これが梅雨明け。
ですが、夏が終わるとその高気圧は下へ下がり、今度は上からシベリア寒気団が下りてくるので、
その接する部分に前線(秋雨前線)が生じ雨が降ります。
これが秋雨で、梅雨ほど範囲は広くなく、ほぼ日本だけでの気象現象。
で、この秋雨は梅雨とは違い、南海上で発生した台風などの影響をもろに受けるので、
しとしとではなく、結構激しく降り続いてしまったりします。
こうして見ると、梅雨と秋雨、似たように見えても全く別物なんですよ。
とはいえ、夏の前に長雨があり、そしてまた夏の後にも長雨がある日本の気候って、
本当に、バランスよくできていて、みごとではあるなと、私はつい思ってしまうのです。
世界にも、日本と同じようにはっきりとした四季のある地域はたくさんありますが、
このように、雨の時期まできちんとバランスよくある地域はそうそうないと思います。
(前述のように、大陸と海との絶妙な位置関係があってこその秋雨ですから。)
だから、ここ最近の雨続きも、
「まあ、こういうもんで、これはこれ。季節通り。」
とそう思いながら曇り空を見上げております。
そんななか、昨晩いつものようにわんこ達と夜の散歩に出かけて行って、
いつものように空を見上げると、大きな雲の塊の間からお月さん。
でもその感じがいつもと違い、やたら大きくしかも低い。
しかもどこか赤みを帯びている。
ということは、まだ昇りはじめて間もないのか…
面白いなあと思いながら眺めていると、月の形は居待月(いまちづき)。
居待月とは、満月の少し後の月の状態で、
満月ほど早くは出ないけれど、しばらくっ座って(居て)眺めていれば出てくる月。
(ちなみに、それより少し早く出る月は立ってみている間に出てくるから「立待月(たちまちづき)」
で、少し遅れて出る月は、寝て待つ間に出るから「寝待月(ねまちづき)」
なるほど、割と早く昇る居待月ですらまだこの時間にやっと昇り始めてるってことは、
こう見えてもまだまだ太陽は力を持ってそうだ。
(月の出=日の入りなので)
秋雨の肌寒さについつい騙されそうになりますが、
太陽はまだまだ元気いっぱい!
雨が上がれば、またきっと、いやになるほど暑くなりますよ。
それまでしばらく、秋雨でクールダウン♪
この間からよく雨が降りますね。
で、これってもしかして秋雨?とか思っていたら、
もうすでに8月末には秋雨入り(そういう言葉があるのなら)していたようです。
なるほど、9月を待たずに夏は終わっていたのか…
さて、この秋雨、梅雨とよく似た感じのものだと思っていしまいがちですが、
実は性質が全く違うんですね。
梅雨は、東アジアに広く発達する安定した高温多湿な気団が原因でなので、
かなり広域(東アジア全体)で、長期間雨の日が続きます。
で、夏になり太平洋高気圧が力を増すと、先ほどの気団は押しやらせ、晴天が続きます。
これが梅雨明け。
ですが、夏が終わるとその高気圧は下へ下がり、今度は上からシベリア寒気団が下りてくるので、
その接する部分に前線(秋雨前線)が生じ雨が降ります。
これが秋雨で、梅雨ほど範囲は広くなく、ほぼ日本だけでの気象現象。
で、この秋雨は梅雨とは違い、南海上で発生した台風などの影響をもろに受けるので、
しとしとではなく、結構激しく降り続いてしまったりします。
こうして見ると、梅雨と秋雨、似たように見えても全く別物なんですよ。
とはいえ、夏の前に長雨があり、そしてまた夏の後にも長雨がある日本の気候って、
本当に、バランスよくできていて、みごとではあるなと、私はつい思ってしまうのです。
世界にも、日本と同じようにはっきりとした四季のある地域はたくさんありますが、
このように、雨の時期まできちんとバランスよくある地域はそうそうないと思います。
(前述のように、大陸と海との絶妙な位置関係があってこその秋雨ですから。)
だから、ここ最近の雨続きも、
「まあ、こういうもんで、これはこれ。季節通り。」
とそう思いながら曇り空を見上げております。
そんななか、昨晩いつものようにわんこ達と夜の散歩に出かけて行って、
いつものように空を見上げると、大きな雲の塊の間からお月さん。
でもその感じがいつもと違い、やたら大きくしかも低い。
しかもどこか赤みを帯びている。
ということは、まだ昇りはじめて間もないのか…
面白いなあと思いながら眺めていると、月の形は居待月(いまちづき)。
居待月とは、満月の少し後の月の状態で、
満月ほど早くは出ないけれど、しばらくっ座って(居て)眺めていれば出てくる月。
(ちなみに、それより少し早く出る月は立ってみている間に出てくるから「立待月(たちまちづき)」
で、少し遅れて出る月は、寝て待つ間に出るから「寝待月(ねまちづき)」
なるほど、割と早く昇る居待月ですらまだこの時間にやっと昇り始めてるってことは、
こう見えてもまだまだ太陽は力を持ってそうだ。
(月の出=日の入りなので)
秋雨の肌寒さについつい騙されそうになりますが、
太陽はまだまだ元気いっぱい!
雨が上がれば、またきっと、いやになるほど暑くなりますよ。
それまでしばらく、秋雨でクールダウン♪