ムクの手術

以前「ムクの下血？」で述べたように､ムクには来た時から排便時に出血がありました。
そしてそれは、今もまだ続いております。
特に最近ではその程度がひどく、排便後肛門周辺にべったりと血が付くようにまで、、
また、ムク自身も気持ちが悪いのか、排便し終わるまでに５～１０分ほど時間がかかったり、
排便後もそのポーズのまましばらくうろうろしたり、とかなり落ち着かない様子。

そこで、獣医さんに相談したところ、外科的な処置を提案され、
シニアとはいえ、まだ心臓に異常が無く体力的には元気なことから、
今回思い切って手術することにしたのです。
そして、最もひどかった肛門周辺の腫瘍などを取り除き、
奥にあった数カ所の患部も可能な限りレーザーで焼き処置してもらいました。

で、こちらが病院へ向かう前。

「ぶるぶる…　不安です。」

で、こちらは、手術翌日の面会時。

「さ、おうちに帰りましょうか♪」

麻酔ついでに、頭部の腫瘍も取り除くことにしたので、
前髪を剃りあげちゃったので変な顔でしょう。


「まるで沖田総司でしょう？」

いえいえ、やはりこれはどう見ても落ち武者…
（=^^=）ゞ

で、こちらがたった今退院してきての帰宅後。

「ただいまです～！何かください♪」

というわけで、早速おやつを平らげ、直後うんちをプリプリ♪
まあまあ、いつも通りで元気な感じなんで、まずは一安心♪

とはいえ、傷口はまだ完全に治っているはずもなく、
暫くは血膿の混じった便になる模様です。
そして腸内部にはいまだ取り切れなかったできものがあるわけだから、
これで完治と楽観してなどはおりませんが、
それでも以前よりも良くなるはず。
少なくとも、本人（犬）にとってはかなりお尻の感じがすっきりするはず。

というわけで、今後しばらく経過を見る必要があるものの、
こうして元気に戻ってきてくれたので、まずはほっと胸をなでおろし、
「よかったな～。」というのが正直な気持ち。

でもそれが、いつもわがまま放題のムク相手なのがちょっと悔しい。
でもでも、この子ももう15歳のじいさん犬なので、
できるだけ快適に過ごさせてやりたい気持ちも当然あるわけで…

で、こちらのそういう気持ちを見透かしてか、

「もっと甘やかしてもいいですよ～♪」

と、この笑顔！

う～ん、やはり悔しい！


ムクのくせに～！

（=^^=）ゞ