From sublime to ridiculousという表現がありますが、
生と死を連続したものと捉えるリルケの哲学的境地に思いを馳せるところから、徹底した通俗小説の世界に戻ってくるのは、ちょっとそんな感じです。
とりあえず、溜まっていた分を心太式に押し出してから、徐々に作業を再開しようと思います。
From sublime to ridiculousという表現がありますが、
生と死を連続したものと捉えるリルケの哲学的境地に思いを馳せるところから、徹底した通俗小説の世界に戻ってくるのは、ちょっとそんな感じです。
とりあえず、溜まっていた分を心太式に押し出してから、徐々に作業を再開しようと思います。
この世におけるsoulmateを喪いました。
以下は、その二週間前、本人宛にメールで送ったものです。
自分の一部も共に死ぬのだというメッセージを受け止め、
案外気に入ってくれたのが、せめてもの救いです。
死に行く者の目で街を見る
死に行く者の目で街を見る
眼差しの奥にあるものは自分ではない
元気な頃の夫でもない
重く暗く絞られてゆく一眼レフ
死に行く者の耳で風を聴く
風上に源を探すことなく
風下に思いを馳せることもない
ただ風の中に一筋の叫びを聞く
残される者の脚で街を歩く
残される者の手で風を掴む
触れるものすべてそこにはなく
掌に残るのは今はない温もり……