まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

まるは の まじない 2

2006年05月30日 | Weblog
 最初の電解コンデンサ追加で気をよくし、次なる対策を。

HGADバンド基板は、02基板と比較しても操縦性があがり、ノーマルFETでもハイパワーモータを使用できるなど、良いことづくめ。
だったはずが、とんでもない問題があることもわかり。

巷では静電気とやらで車が止まる事があると知っていたものの、自分の車ではそういう徴候がみられず、どうしたらそういう事になるのかと疑問に思っていたものの、常連の現象を見て唖然と。

02基板などの27MHzAMバンドがフルバンド状態では、HGAD基板の車が停止することが発生し、これは不思議なことだと。
その常連はコースの端から操縦するため、逆の端まで車が行くと操縦不能に。

 フェライトビーズを通した電解コンデンサの追加だけでは、かなり改善するものの時として操縦不能になることがあり、まだまだ改良の必要を感じていたものの、肝心の電解コンデンサを見直すことに。
 世の中すごいコンデンサがあるもので。エルナ社製ブラックゲート。
電子機器の電源ラインに追加するだけで動作が安定するなど、非常に能力の高い電子部品のようで。
これをMini-Zに採用しない手はないという事で、まずは自分の車に装着。

普通の電解コンデンサ搭載車でも、時々停止状態になるなか、一人平気で走行できるのをみて、これは間違いなく効果があると。
そして黒いフェライトビーズのかわりに、アモビーズ(商品名)なる、少々種類の違うフェライトビーズを装着することで、より完璧に近いものに。
画像下の緑の物体が、アモビーズで。

 この2つ搭載で、他からの影響がほとんど受けないことがわかったものの、入手性に難ありで。ブラックゲートはネット通販店でも扱っているものの、アモビーズは別ルートで入手したため、自分でも次の入手にメドがたたないという有様で。ブラックゲートは通常の電解コンデンサに比べて、サイズが大きいのと値段が高いのが難といえば難で。しかし、この差を見ると値段云々など言う人はいなかろうと思えるほどの効果が。

 次にAWD基板も、02基板よりはかなりましになったものの、時々奇妙な事に。
まずは普通に電解コンデンサの追加から。
なんということか、HGAD基板では、特殊部品;;まで装着しなければ効果が薄かったものが、普通の電解コンデンサを電源端子部分にハンダ付けするだけで十分な効果がでるとは。
やはり02基板用の配線の長さが難だったのかと思うほどで。
あとはAWD基板にブラックゲートとフェライトビーズ追加が課題かも。


まるは の まじない 1

2006年05月30日 | Weblog
 最初に、お断わりを。
「まるは の まじない」は、ある特定のコースでの対応策を紹介するものであって、これがすべてにおいて該当するとは言えないため、この対策を行ったからといって全く効果がない恐れもあるので、ご了承を。
しかしながら、常連を巻き込んで1年にわたって実践してきた事なので、何らかの効果はある模様で。
 それぞれの専門家からすると、いまさら何をと言われそうな物ながら、大まじめに考えて実践して効果が出たもの、という事を承知いただければと。

 さて、Mini-Zには、01基板、02基板、HGAD基板(ADバンドも含む)、AWD基板(通称)と大きく分ける事ができるものの、時として奇妙な現象にでくわす事があって、それをどう対策するかで頭を悩ませてきたのは事実で。

いきつけの店のコースで02基板搭載の02シャーシで走行中、ステアリングを切っていないにも関わらず、突然壁に向かって突進する場合があり、これは何だろうと。
モータからのノイズなのか、タイヤが突如グリップを失うのか、はたまた電波障害なのか。
 いくつか実験を行ううちに、特定の条件で相当緩和する事が分かり、これを常連の車にも同等の対策を行い、様々なデータを取る事が出来たのは、有難いことで。

 この現象を見て、まず最初に思ったのは、電池の電圧低下ではないかと。
フルスロットル状態で起こりやすいというのが、その根拠で。(後に、低速走行時にも発生することが分かり、判断の基準があやふやに)
走行中の電圧を計測するには、データロガーなど搭載させなければ分からないため、とりあえず外付けに電解コンデンサを追加する事に。

その筋の専門家からすると、電源端子から配線を引き回す事で、逆に電波や他のノイズを拾いやすくなると断言されそうだが、とりあえずやってみようという事で。
 コースを一人で走行させる分には全く違いが分からず。しかしながら、6バンド使用状態となると、周りは壁に突進していくなか、一人だけ問題なく走行できているのをみると、何か効果は出ている模様で。
しかし配線の長さが気になり、次の対策を。

コンデンサの根元に何か黒い物があるが、これ次の対策で。
配線にフェライトビーズをそれぞれ通してみることに。

これは、明らかに効果が出てきた模様で。
休みの日など、偶数バンドでは足りずフルバンド状態が続くと、対策していないマシンは操縦以外の何かの影響で暴れまわるなか、この対策品を装着している常連は、ほとんど影響がない事がわかり、ニンマリと。

 本来ならば、02シャーシの電源端子部分にハンダ付けするのが一番ながら(自分の車ではそうしているが)、半田付けを嫌う常連もいて、あえて外付けタイプに。
これだと、共締めできるため、いつでも外すことが可能になると共に、有無で効果を感じる事が可能ということで。

電気的には、電源インピータンス云々という所ながら、奇妙な現象がほとんどなくなった事実は認める事に。