真空管1本とFETを使ったヘッドホンアンプ2種類は好調に動作しているものの、
電源を入れてから音が出だすまでに時間がかかるのと、音が本調子?になるには
これまたしばらく時間がかかるので、電源ONで即使える、FETかトランジスタを
使ったヘッドホンアンプを作る事に。
なにやら世の中には「ぺるけ式」と呼ばれるアンプがあるようで、基板付きの雑誌まで
売られているものの、今回は自作という事で、まずは初歩の初歩から始めることに。
ネットでの情報では、なにやらFETとトランジスタの選別が必要とかで。(リンクは後ほど
なるほどそうでしょう。バランスを取らない事には動作点に問題が出るのは必須なので
これまた部品を大量にネット注文することに。
(通販店を悪く言うつもりはないものの、今回はじめて、注文と届いた品物が合い、
普通であれば当たり前の事ながら、逆に、通販店の梱包発送作業は大変なのだろうなぁと
変なところで納得することに。)
さて、Nch-FET(2SK170)を選別するために、選別器を作る必要があるので突貫工事をすることに。
部品箱を漁り、適当な品物をそろえて、基板は毎度の事ながらFCZ基板で安直に;;;
ここでふと思うことが。テスター1台でVgs電圧と電流を切り替えるものの、テスター2台につないで
おけば1度に見る事ができるのではないかという事で、切り替えスイッチも1個に。
バナナプラグを付け、テスターに差込、同時に観測できるように。
実際、動作させてみると、電流値は1度設定してしまうと、ほとんど変化しないので、
なるほど切り替えで十分だったと今頃分かる始末で。
あとはチマチマと選別していくことに。50個で許容範囲のセットが5セット分取れそうなので
なかなかの様子で。