長らく忘れていた、レベルメータの回路を。
原典は各所からの合作ため、示せないので、あしからず。
ポイントとしては、単電源動作できるオペアンプ LM358とCMOSタイプLM662を使っている点で。
LM662を使っているため、1MΩの抵抗をスイッチで切ることによって、ピークホールド回路にもなるものの
ピーク表示したままというのも使い勝手が悪いのと、そのスイッチをアナログICなどで入りきりする方法も
考えたものの、あまり利用価値がなさそうなので、通常どおり使用することとなってしまったので
CMOSを利用した利点はいまひとつかなということで。
あとひとつ工夫点としては、「ぺるけ式ヘッドホンアンプ」に別の筐体で接続することを想定していたため、
電源周りが若干違うことに。
秋月電子でも扱われている「絶縁型DCDCコンバータ MAU102」を使用することで、単電源ながら
絶縁されるため、GNDレベルが違っても(ぺるけ式は仮想GNDを使うため)問題なく接続できる
ようにしたものの、レベルメータ側からヘッドホンアンプに電源を供給しなくても、別電源であれば
何ら問題ないため、これまた無駄なことをした可能性大ということで。
メータの振れ調整は、LM662側の半固定抵抗で行うものの、レベルメータと並列に10μFを
付けていなければ、針がカツカツと音をたてて振れてしまうので、あえて取り付けたということで。
この回路をライン出力につけると、3dBほど下がるので、やはり若干影響がある模様で。