まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

ミニッツ 02基板修理

2009年06月04日 | Weblog
 久々に依頼が。
毎度ながら分けの分からない物を持ち込まれるもので。

依頼主が言うには、前進しないが後進だけするから見てくれと。
渡された物は、配線を全部取り外している状況で。
どう見ろと???

シャーシのフロントアームが折れているのでシャーシ交換も
含めて開けたらしいが、配線はずしてどうするのやらと。
どこぞのショップにMOS-FET付け替えを依頼した物のようで、
基板だけ送ろうとしたのか、それとも、何か他に用事でもあったのか。

久々なので配線箇所を忘れているため、自分のBlogで探し物をして
やっと動作する状況に。
しかし、前進しないどころか、完全にモータはフル回転のまま。
ああこれは中でショートしているなーと。
しかし、普通であればチップの中央が膨れるなど目視できるものの
これがまったく無いので、ハンダミスも疑う事に。

いつものハンダこて当てても、半田が溶けない。これって無鉛ハンダ?
40Wをひっぱりだしてきて溶かす始末で、困ったなーと。
そして気づいたのが、FETの足がテンプラハンダ状態。酸化した
フラックスが足に回り込んで見事な絶縁状態に。
そもそも、これでどうやって動いていたのか?という不思議状態で。
 精密ヤスリで足を擦り、硬いハンダを落とし、中の茶色のフラックス
残りを削り、やっとの事で足が出てくる事に成功。
4個のFETを外して、はて、どれが生きているのやら。
ためしに下段の2個をつけるとまったく問題ない。しかし2段積目を載せると
暴走状態。上段2個は破棄という事で新規を2個追加という事に。

他を見るのも勉強という事で。(ものすごく時間を無駄にした気分)
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