撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 十三(2012.12.2) 2313F 普通 北千里行き

2020年12月30日 22時47分43秒 | 阪急
8年前に、阪急京都線 十三駅で2300系を撮りました。
1枚目は、十三駅5号線に差し掛かる2372の普通 北千里行きです。



2枚目は後追いで、南方駅に向かう2313です。



2300系は、1960~67年に京都線用に78両が登場しています。
神宝線用の2000系とともに阪急標準車体寸法を採用し、直線主体の簡素なスタイルを持つ全金属製車体を備えています。
回生ブレーキと定速運転の機能を備え、「オートカー」「人工頭脳電車」とも呼ばれました。
1961年には、2000系とともに鉄道友の会の第1回ローレル賞を受賞しています。

1978年以降は冷房化、界磁チョッパ制御への制御方式の更新なども行われ、定速運転機能は廃止されたましたが、回生ブレーキは残されました。
長らく京都線系統を中心に運用されましたが、2001年以降は徐々に引退が進みました。
2313Fは最後まで現役として運用されましたが、2015年にさよなら運転を行って引退しています。

十三駅では可動式ホーム柵の設置が進んでいますが、5号線は2019年から使用開始されています。
この光景も今では撮ることができないと思います。