珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

台湾、バイキングのマナー

2009年08月04日 | 台湾旅行2009

国内国外を問わず、今やホテルの朝食はバイキングとほぼ決まっている。

今回も当然そうだったのだけれど、相方がバイキングのマナーに厳しいM子さんだった。

私は食べ物の好き嫌いが多い。にもかかわらず、珍しいものは試してみずにいられない。
ほんの一口でいいからとって食べてみたい。
そのほんの一口が何種類にもなると、お皿は結構な盛りになる。
それで、美味しかったら更に取りに行くのだけれど、問題は美味しくなかった場合だ。
なんでもかんでも取るわけではなく、一応美味しそうに見える料理を選んでいるにそれでも、4分の1くらいはお皿に残ってしまう

「取ったものは必ず食べる」をポリシーにしているM子さんの冷ややかな視線が痛い。
「私は取ったら責任持って全部食べるわよ」と言われたら、小さな胸も更に痛い

「でもさー」と私は思う。
外国に来て、珍しい料理が並んだテーブルから、食べらると確信したものだけしか取らないなんて、外国に来た意味がないじゃん。
美味しくなくても我慢して食べれば良いのかもしれないが、1人分として始めから切り分けられているものなんか、ある程度のボリュームがあって、かなり辛い。
それに、リラックスするために旅行に来ているのに、我慢して食べたくないものを食べるなきゃならないなんて楽しくないじゃん、とも思う。

お隣のテーブルを見たら日本人の家族がいた。
小学校低学年くらいの男の子と女の子が、パンに卵料理、フルーツなどを乗せたお皿を綺麗に空にしていた。
躾が良いな~と感心して見ていた。

我が家が子供たちを連れて海外旅行したとき、「いろんなものを食べてごらん。残してもいいから」といつもそう言っていた。
せっかくの外国の食文化にできるだけ触れさせたいと思うからだ。

わがままの言い訳かも知れないけれど、あまりマナーに縛られては、未知の美味しいものにも巡り合えないのじゃないかしらん。

さて、二日目の朝食は、前日に失敗した料理は取らなかったから無事お皿をきれいに片付けることができた。

めでたしめでたし