ここ数日、食事つき老人ホームに入居することになった母の引越しの準備に忙かった。
今日、やっと引越しが終わり、入居となった。
母があれもこれも持って行きたいと頑張るもので、荷物は赤ぼうさんの車いっぱいになった。
どうやったって、8畳一間に入るわけがない。
とにかく運んで行って、入らないことを本人に納得させなければ。
そして、入らなかった分は持って帰って、捨てるか、我が家に保管するかするしかない。
そう思っていた。
ところが、意外なことに、何とか収まってしまった!
いや、驚いた。何でもやってみるものだ。
5時から夕食というので、6時半頃、もう終わっているだろうと電話してみた。
母は、今まで長いこと、好きなときに好きなものを食べるという気ままな生活をしてきた。
だから、全寮制の寄宿舎にでも入ったようなこれからの生活に順応できるか、いささか不安がある。
「どうだった?」
ときくと、食堂へ行く時、お向かいさんとお隣さんが声をかけてくださって、一緒に夕食をとったそうだ。
親切な先輩たちに感謝しなくては。
私のほうは、まだまだ終わらない。
今まで住んでいた部屋に粗大ごみとなった家具が残っている。
大型ごみに出して、掃除をして、10日までに引き払わなければならない。
ああ、考えただけで疲れる・・・