毎年冬になると、気分が落ち込んでしまうのだが、今年はひときわだ。
名古屋へ行って、外出を楽しんでいる高齢者の生き生きした姿を見て来たからかしら。
高齢者にとって、雪国はほんとうに不利だと思う。
寒くても雪が降らなければ、転倒を恐れて外出を控えることもない。
雪国の高齢者は、どうしても引きこもりがちになる。
名古屋の大洲観音で、娘とカフェに入ったときのこと。
「ここは若い子が多いのよね~」
娘が言った。
周りを見回してみると、私の目には何組もの高齢者女性のグループが見えるけれど・・・
それを言うと、娘が、
「名古屋ではね、おばあちゃんはどこにでもいるの。それが普通。すでに背景の一部なの」
ふ~ん、そう言われればそうかもしれない。
気軽に入れるカフェや、うどん屋さん、行く先々でおしゃべりを楽しんでいるおばあちゃんのグループがいる。
特にお洒落をするでもなく、普段着にちょっとコートを羽織って出てきたという感じで。
いいな~、元気で長生きできそうだ
”隣の芝生は青い”というけれど、雪が高齢者の外出を阻むのは事実だ。
車を運転できるうちは良いけれど、年を取ってできなくなったらどうしよう・・・
やっぱり足を鍛えるしかないわね。
雪になんか負けない、鋼鉄の足を持つおばあちゃんを目指すのよ!
落ち込んでなんかいられないわ