珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

花の兄

2014年03月22日 | 日々のこと

今朝テレビを見ていると、水戸の偕楽園で梅が満開だとか

春が近いのね~と、外に目をやると、雪に埋もれた真っ白な庭が・・・・

追い打ちをかけるように、更に白いものが舞っている

日本が南北に長いということを実感するのがこういう時だ。

 

ところで、梅には「花の兄」という別名があるそうだ

何とも想像をかきたてる呼び名よね。

雅称といって、短歌や俳句を作るときの言葉らしい。

なぜ「花の兄」かというと、広辞苑に、

「四季の花の中で他にさきがけて咲くからいう」

とある。

な~んだ、一番先に咲くからなのね。

聞いてみればどうってことない。

それでも、花の兄という呼び名からは、梅の木の傍らに立つ優雅な公達を想像してしまう。

優雅だけれど凛とした佇まいは、紅梅ではなくやはり白梅。

ただのイケメンではダメ、清々しさが漂わなくては。

 20年前の真田君(真田広之さん)なら、文句なしだけれど、

玉木宏さんもいいかな~

ちなみに、花の兄があるなら、花の弟もあるんじゃないかと、調べてみた。

やっぱりあった。

それは、菊。

「四季の花の中で最後に咲くから」だそうだ。

ももくさの花の弟となりぬれば やへやへにのみ 見ゆる白菊

うう~む、やへやへは八重八重かな~。

私のイメージでは、大りんの立派な菊ではなくて、

ほかの花が枯れてしまった中で、重なるように咲いている可憐な白い小菊。

そんな感じかも

これはもう、羽生弓弦君しかいないよね