今朝テレビを見ていると、水戸の偕楽園で梅が満開だとか
春が近いのね~と、外に目をやると、雪に埋もれた真っ白な庭が・・・・
追い打ちをかけるように、更に白いものが舞っている
日本が南北に長いということを実感するのがこういう時だ。
ところで、梅には「花の兄」という別名があるそうだ
何とも想像をかきたてる呼び名よね。
雅称といって、短歌や俳句を作るときの言葉らしい。
なぜ「花の兄」かというと、広辞苑に、
「四季の花の中で他にさきがけて咲くからいう」
とある。
な~んだ、一番先に咲くからなのね。
聞いてみればどうってことない。
それでも、花の兄という呼び名からは、梅の木の傍らに立つ優雅な公達を想像してしまう。
優雅だけれど凛とした佇まいは、紅梅ではなくやはり白梅。
ただのイケメンではダメ、清々しさが漂わなくては。
20年前の真田君(真田広之さん)なら、文句なしだけれど、
玉木宏さんもいいかな~
ちなみに、花の兄があるなら、花の弟もあるんじゃないかと、調べてみた。
やっぱりあった。
それは、菊。
「四季の花の中で最後に咲くから」だそうだ。
ももくさの花の弟となりぬれば やへやへにのみ 見ゆる白菊
うう~む、やへやへは八重八重かな~。
私のイメージでは、大りんの立派な菊ではなくて、
ほかの花が枯れてしまった中で、重なるように咲いている可憐な白い小菊。
そんな感じかも
これはもう、羽生弓弦君しかいないよね