いよいよ、迫ったクルーズ。
クルーズの出発は15日だけれど、神戸出航なのをこれ幸いと、1日前に行って神戸の街を散策する予定だ。
実際には、あれも忘れた、これも忘れたと、コンビニやドラッグストアーを探して
走り回ることになるかもしれないけど。
昨年暮れの脳梗塞から始まって、腰痛、頭痛、入れ歯紛失と、次から次へと母の健康問題が発生した
やっぱりダメかもと、何度も思ったけれど、何とか出発にこぎつけた。
長い道のりだったわ。
母がお世話になっている園の職員さんに、恐る恐る旅行のことを話すと、
「ご家族のかたにも休養が必要ですよ。遠慮なく行って来てください」と気持ちよく言って下さった。
もちろん、私がいない間、何かあったら弟が対応するという条件でだけれど。
それでも、何があるかわからない。
電話のベルに戦々恐々とする日々だったわ。
さすがにもう大丈夫だろう。
弟には、「出かけた後は何があっても連絡しないで、万が一の時は、あんたの良いようにして」と宣言した。
弟は笑って、わかったと言ってくれたが、本当に万が一の時には困るだろうな
たった10日だもの、何もないことを祈るばかりだわ
さて、スーツケースに詰めたものを確認して、明日の朝化粧道具を入れたら荷づくりは完成だ。
靴や下着、普段の衣類などは我が家で一番大きなスーツケースに詰めて、
クルーズ専用宅急便で送ってある。
それじゃあ、私たちは手ぶらかというとそうじゃないのよ。
フォーマルナイト用の夫のスーツや私のドレスは、何日もスーツケースに詰めて起きたくないから
自分で持って行く。
そのほかにも、送ったスーツケースに入りきらなかったものを入れると、
中型スーツケース2個が満杯だ。
それを二人で引っ張って行く。
結局、普通の旅行の2倍の荷物になった。
昨年は、申し込んだクルーズを台風でキャンセルしたんだっけ。
せっかくの荷造りをガックリしながら解いたんだったわ。
明日の朝まで、電話が鳴りませんように