最近、できるだけ歩くようにしている。
夫に無理やり連れて行かれて、仕方なしに歩き始めたのだけれど、
足は第2の心臓というくらいだから、歩いて足を鍛えなければね。
歩く機会が増えると、結構知り合いに会う。
滅多に合わないご近所さんとか、子供たちの学校時代のお友達のお母さんとかだ。
先日も、前方から犬を連れて歩いてくる人に見憶えがあった。
向こうもそうらしく、笑顔になっているのがわかる。
近づいてみると、一緒に中学校のクラス委員をやった人だ。
当然のように名前を思いだせない。
それどころか、娘の時か息子の時のことかも思いだせない。
相手のお子さんが女の子か男の子かも思いだせない。
最悪だ。
内心焦りながら、さりげなく話題を彼女が連れて居る犬へ。
5分ほど話して、またね、と別れたのだけれど、子供の同級生のお母さん同士が、
道でぱったり会って、子供の話は一切せずに犬の話とは。
きっと、彼女のほうも、私の名前も誰のお母さんかも忘れていたのだと思う。
お互いさまだったのだ。
そう思うと、何だか可笑しくて、一人笑いをしてしまった。
家に帰ってからも、全然思いだせない。
まあいいやと諦めて居たら、翌日、また会った。
昨日と同じように、犬のことを二言三言話して別れた。
その途端、あら不思議、ぱっと娘さんの名が閃いた。
息子の同級生だったのだ。
よかったよかった、今度会ったら、○○ちゃんは元気?と聞いてみようか。
あ、でも、ほんとうに〇〇ちゃんなのかしら??自信がないわ。
やっぱり、わんこの話にしておこう(笑)