14日、復興割で温泉に行ってきた。
北湯沢の「森のソラニワ」
子供の遊具が充実していることが売りで、家族連れに人気のホテルだ。
じじばばの年代には不向きかなと思ったけれど、
札幌から無料送迎バスが出ていて、近からず遠からずの場所を選ぶと、こうなった。
平日だから子供もそうはいないだろうしね。
北湯沢へは中山峠を越えて行く。
中山峠に雪が降ったという知らせが届いたら、
「中山峠にもう雪が降ったね~」
「じゃあ、そろそろタイヤ交換しなくっちゃ」
そんな会話を交わして、本格的に冬支度に入いるのだ。
もちろん、実際に峠越えする車は万が一に備えて、10月始めでも冬タイヤに交換している。
私たちが行った日も雪がちらついていた。
雲を戴いた羊蹄山の山肌には、数日前に降ったのか雪が残っていた。
道端にも所々に白く残っている。
休憩場所の、峠の茶屋で、名物の峠の揚げ芋を買おうかと思ったけれど
大きなジャガイモ3つ刺さった串を見たら、それだけでお腹いっぱいになってしまった。
昔は平気で平らげたんだけどね~。
峠が下り坂になると、雪が小雨に変わってこんな景色が。
山を覆う白いものは 雪ではないのよ。
もちろん薄の原でもない。
葉を落とした白樺なのだ。
緑の部分は常緑樹のえぞ松だと思うが、
このふんわりした白い景色が、白樺の裸木でできているなんて、驚きだ。
バスの車窓から撮ったので、あまり綺麗じゃないけれど、
それでも十分魅力的な景色だと思う。
ソラニワに到着。
私たちの部屋は8階。
カーテンを開けると裏山、10月いっぱいで終わっていたが、「むささび」
という遊び場が広がっている。
木に取り付けてある円形の場所から場所へ、むささびのように飛び移って遊ぶらしい。
かなり高いし、距離も長い。
もちろん命綱はつけてだと思うが、けっこう恐いかも知れない。
でも、面白いだろうな。
孫がもう少し大きくなったら連れてきてあげようかしら。
お客さんは、3分の1が我々のような暇な高齢者、
3分の1は学齢に達していない子供を連れた家族、
3分の1は団体の中国人観光客。
ターゲットはやはり家族連れだから、若い人向きの料理が多い。
良いとか悪いとかではなくて、年よりむきじゃないということか。
でも、お部屋は綺麗だったし、復興割だし、まあいいか。
それにしても、復興割幾ら割引だったのかしら?
たいした額じゃないような気がするな~。