質屋さんのバーゲン、正確には「すすきのの質屋さんの歳末大蔵出し」(ああ、長い)の案内葉書が来た。
3月、7月、12月、もしかしたら5月もあったかも・・・
とにかく一昨年くらいまでは、月一のお茶会4人組で「目の保養ツアー」と称して毎回行っていた。
私たちの狙いは、指輪、ネックレス、ピアス等々、いわゆるジュエリーというやつ。
それぞれ買うときもあれば買わないときもあったけれど、誰かが何かかにか買っていた。
その後の、お洒落なカフェでのコーヒータイムも楽しくて、ずっと続けていた。
それが、昨年あたりから誰も行こうと言い出さなくなった。
行かなければ行かないで困るわけではないから、今年もなんとなく行かないで終わるだろうと思う。
みんなある程度欲しいものは揃ったということもあるし、つけていく場所がないという人もいる。
私はつけて行く場所はあるにはある。
でも、そもそも本物である必要があるのか?と最近思うのよ。
デザインが気に入ったら、メッキでもプラスチックでも木製でもガラスでも、なんでもいいんじゃないかしら。
ある時、そう俳友(句友というらしいけど)に言ったら「それはダメよ、私たちの年齢なら本物でなくっちゃ」と猛反対された。
すっかり忘れていたけど、彼女は宝石屋さんの展示販売員をしていた人だ。
今でも月に1回か2回お声がかかってアルバイトに行っているのだ。
それはそう言うわよね、言った相手が悪かったわ。
「そうよね~」と同意しておいたけれど、本心はやっぱり本物である必要はないな~と思う。
とはいえ、持っているものを使わないのも勿体ないので、適度に使うけれど、新しく購入することはないだろうなと思う。