『あさきゆめみし』×『日出処の天子』展 -大和和紀・山岸凉子 札幌同期二人展-に行ってきました。
東1丁目劇場(劇団四季の公演が行われていた劇場)で3月24日まで開催されています。
大和和紀さんと山岸凉子さんは、いずれも北海道出身で同学年。札幌での高校時代からの知己だそうです。
お二人が手塚治虫先生とお会いして作品を見ていただいたときのエピソードや、子供時代の思い出なども楽しく、拝見させていただきました。
漫画原画展ですから、原稿そのままなので、とてもリアル、今更ながら凄いな~と見入るばかりでした。
私は山岸凉子さんのファンで、『日出処の天子』は、LaLaに連載され始めた時から読んでいました。
文庫になってからも当然全巻買いました。
当時子育ての真っ最中で、漫画は唯一の娯楽のようなものでした。
大和和紀さんの作品にあまりご縁がなかったのは、絵柄の好みかなと思います。
今回原画を見て、読んでおけば良かったと後悔しましたが、ではこれからというには大作過ぎて手が出せない感じです。
萩尾望都さんからのお花が飾ってありましたが、
萩尾望都さんが、ご自分でアレンジなさったわけではないでしょうが、お二人のお人柄がわかるような花の選択は、さすがだなと思いました。
どこかに仕舞い込んである『日出処の天子』を引っ張り出してきて、読みたくなりましたが、夫が、「せっかく片付けたのに」と文句を言いそうです。