先日、ご近所の奥さんが家の前で氷割りをしているところに、通りがかった。
雪解けが始まる頃、家の前に残っている氷や固まった雪をスコップやつるはしで割っておくと、雪解けが更に早く進むと言うわけだ。
我が家ではいつか解けるだろうと気にならないのでしないが、結構する人が多い。
その奥さんとはしばらく会っていなかった。
考えてみると、久しぶりにご近所さんに出会う確率は、冬の方が圧倒的に多い。
やはり、雪かきや氷割で外に出ることが多いからだろう。
久しぶり~と、挨拶しながら立ち止まったら話が弾んでしまった。
そこのお宅は12~3年前にご主人が病気だ亡くなっている。
でも、3人のお子さんのうち2人が近くに住んでいるので、寂しいとはいえ幸運と言えるかもしれない。
お互いの子供たちの近況などで話が弾んでいくうちに、彼女が介護ヘルパーとして働いていると知った。
もう8年になると言うから驚いた。
その8年の間には、当然何度か顔を会わせている。
でも、挨拶だけだったり、一言二言世間話をするだけで、話らしい話をしていなかったっけ。
バスで5つほどのところにある介護施設だそうだ。
介護ヘルパーの資格も8年前に取ったというから、当時65歳だったのね。
気力、体力ともに、まだ間に合うという頃だったのだろう。
週に4日というのも、ちょうど良い働き具合だ。
私の一番の感想は、「スゴイ!」
仕事があるって、最高のボケ予防に違いない。
それに、今一番必要とされている職種で、大いに社会のお役に立っている。
なんだか、毎日中国ドラマを観てはゴロゴロしている自分が恥ずかしくなってくる。
だからと言って、今から挑戦は無理よね・・・。