5月17日、朝早く目が覚めてしまって、カーテンを開けたら、太陽が今まさに昇ろうとしていました。
しばし、うっとりとその自然の不思議を眺めて居ました。
登り切ったその時に、雲が太陽の光を遮るように覆い隠してしまいました。
船は奄美大島の名瀬港へ向かっています。
朝食を食べて戻ってくると、接岸したところでした。
バルコニーから、港にたくさんのバスが停まってのが見えます。
何コースかある現地オプショナルツアーに参加する人達を待っているのでしょう。
自由に散策する人には無料シャトルバスが町の中心まで運んでくれます。
私たちは、今日はオプショナルツアーでカヤックに挑戦する予定です。
黒潮の森マングローブパークにつくと、マングローブの森についての15分ほどの映像を
観ました。
マングローブというのが、特定の植物の名前ではなく、海水で生きられる植物の総称だということを
それで初めて知りました。
さて、いよいよカヤックです。
一人乗りと二人乗りを選べるのですが、初めてなので、二人乗りにしました。
ご夫婦のかたは、大体二人乗りに乗っているようでした。
初めはなかなかパドルを上手く操れなくて、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
そのたびにインストラクターの方が方向を修正してくださいます。
だんだん慣れてきて、後半になるとかなり自由に動かせるようになりました。
と思ったら、もう終了です。
あーあ、もう少し、乗っていたかったな~
北海道ではあちこちでカヤックができるはず、
夏になったら、行ってみようかという気になりました。
カヤック体験を終えて、船に戻ってきてからも、まだまだ時間があったので、
シャトルバスで街中へむかいました。
商店街をぶらぶらしてお土産を買いました。
北海道人にとって、奄美、沖縄、石垣、台湾と比べたら、
奄美のお土産がダントツで希少です。
沖縄や台湾はわりと旅行で行く人が多いので、お土産もよくいただきます。
午後5時、サンプリンセス出航です。
黄色い法被を着ているのは観光協会か何かのかたでしょうか、島民のみまさんも
参加して、懐かしい「島のブルース」の歌と踊りで見送ってくださいました。
私たちはバルコニーから見ていたので、いきなり上からたくさんのテープが降って来て
驚きました。
いまどきテープというのにもビックリでした。
土曜の午後というのも幸いだったのでしょう、埠頭ではたくさんの親子連れがいつまでも
手を振ってくださいました。
とても感動的で、奄美の皆さんに幸ありますようにと、心から願いました。
それにしても、あのテープはどうなったんだろう?
丸まって海に落ちて漂っていたテープもあったんです。
「きっと、溶けるんだよ」と夫。
そうならいいけど。
マングローブの森をカヤックで!
わぁ~いいなぁ~!
面白いです
でも、船から見たら、テープも綺麗だったんでしょうね
カヤックはほんとうに楽しくて、ぜひまた挑戦したいです。
でも、テープのある光景ってノスタルジックでとても良かったですよ
まるで、昭和に戻ったような気がしました。