珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

ダイヤモンドプリンセスに乗ります 1

2015年06月02日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

6月6日から、ダイヤモンドプリンセスという船で、クルーズに出掛けます。

この船は、昨年乗ったサンプリンセスと同じイギリスの船会社所有で、

三菱重工の長崎造船所で造船されました。

だからダイヤモンドなのでしょうね、

日本生まれの船だと思うと、何となく頼もしく、嬉しい気がします。

 

クルーズは神戸発着で、那覇、台湾の花蓮、高雄、其隆の4都市を巡ります。

「昨年と同じじゃないか」と息子に言われたけれど、同じじゃないのよ。

昨年は、那覇から美ら海水族館へ直行、帰りも船まで直行で、

沖縄へ行ったという感じが全然しなかったんです。

今年は、那覇で自由観光して、沖縄感を満喫してくるつもり。

 

台湾でも、花蓮港からバスで太魯閣渓谷へ直行、帰りも途中で民族舞踊を見て船へ戻ってきただけ。

今年は、太魯閣渓谷へは行かず、街をブラブラしようと思います。

 

高雄は初めてなので、オプショナルツアーに参加するつもりでしたが、

気がついたら、申し込み期限が過ぎてしまっていました。

船中でも申し込めますが、すでに定員に達していたら参加できません。

やはり自由観光になるでしょう。

それはそれでいいかな。 

 

其隆では、台北まで電車で行って故宮博物館で翡翠の白菜を見るか、

千と千尋の舞台になったと言われている九分へ行くか、

私はどちらも以前行ったことがあるので、夫次第というところです。

 

クルーズでは、気分が乗らなかったり、体調が悪かったりしたら、

船から降りずに好きなようにしていられます。

クルーズ中、一度も下船しない人もいるそうで、

そういう人のための船内プログラムも充実しています。

でも、観光が主な目的の旅行なら、クルーズは物足りないかもしれません。

船は早朝港にに入って、夕方出航してしまうから、

それまでに帰って来るには、港からある程度の距離しか離れられません。

だから内陸の有名観光地へは行けないんですよね。

そこが少し残念なところです。 

 

 


テレビに知人が

2015年06月01日 | 日々のこと

ヒロさん、エグランティーヌさんのブログで、

お知り合いがテレビに登場していているのを偶然見て驚いた、

という経験談を読ませていただいて、そう言えばと、私も思いだした。

ただ、お二人と違って楽しい話ではなくて、見た後でやり切れない思いになった。

 

15年ほど前のことだけれど、脳の病気についての番組で、画面に写った女性に見憶えがあった。

私たちがここへ引っ越してきたとき、2軒分の空き地を挟んでお隣だったお宅の奥様に似ている。

10歳か15歳ほど私より年長だった。

当時、建っている家もまばらで、心細さにいろいろとお世話になった。

その後、ご主人の退職を機にだったか、本州のほうへ引っ越して行かれた。

2,3年は年賀状が届いていたような気がする。

似てはいるけどな~と半信半疑だったけれど、息子さん、ご主人と次々登場するのを見ると、

やはり間違いなくそのご家族だった。

番組の内容は、数秒前のことも憶えていられないという息子さんについてだった。

でも、どういうことかしら、その息子さんは就職して立派な社会人になったはず。

 

見ているうちにわかったことは、こうだ。

一人暮らしをしていた息子さんが、ある日、風邪を引いたらしく熱があるので会社を休んだ。

当然勤め先へは連絡を入れた。

それが、翌日になっても出勤しない、連絡もない。

真面目できちんとした人なのに、連絡がないのはおかしいということで、

上司が彼の部屋を訪ねて、意識不明の彼を発見した。

幸い生命は取り止めたものの、脳に障害が残った。

記憶障害というのか、数秒前のことも記憶できない。

家の中のあらゆるところにメモが貼られているのは、そのせいだ。

冷蔵庫、テレビ、トイレ、etc

皆さん、依然と変わらぬ明るい笑顔でお話されていたけれど、

その生活の苦労は、想像を絶するものだろうと思う。

記憶障害の原因が何だったのかは、憶えていない。

高熱が続いたことだったかも知れないし、

そもそも、実際は風邪ではなく、別な病気だったのかも知れない。

熱があるから多分風邪だろう、取りあえず家で寝て居よう、

一人暮らしでなくても、誰にでもあることだ。 

 それが、そんなことになるなんて、運が悪いとしか言いようがない。

と同時に、たかが風邪と自己判断して見くびってはいけないようだ。

 

あのご家族は、その後どうしておられるのだろう。

ご夫婦は高齢だ。

息子さんの行く末を、暗澹たる思いで憂いておられるだろう。

お気の毒としか言いようがない。