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韓国ドラマ「ウォンテッド」あらすじと感想、誘拐犯の要求とは

2019-02-07 | 韓ドラ あ行、うえお


韓国ドラマ「ウォンテッド」あらすじと感想、最終回
2016年作品、全16話
引退を発表したトップ女優の息子が誘拐されます。
犯人の要求は生放送番組「ウォンテッド」を製作し生放送中に
犯人からのミッションをクリアするというものでした。
主人公の女優へインを演じるのはドラマ「パンチ」や「サイン」
映画「カンナさん大成功です」の個性派女優キム・アジュンさん。
本作で母親役に挑戦しましたが、彼女のみせる大きな母性愛の力と
母親が命懸けで戦う姿は見ている視聴者の心を大きく引き付けること
間違いありません。
へイン(キム・アジュン)とともに犯人の陰謀に巻き込まれていく
刑事スンインにチ・ヒョヌさんと「ウォンテッド」のプロデューサー
ドンウクにオム・テウンさんが登場し豪華キャストです。
そして、犯人から一番はじめのミッションが言い渡されます。
それはある車を探し出しトランクの中を確認することでしたが、
車のトランクの中には子供が・・・でも、その子はへイン
(キム・アジュン)の息子ヒョヌではなかったのです。
その後も次々とミッションが言い渡され、へインがミッションを
クリアするごとに彼女の周囲の人たちの秘密が暴かれていき、
へインは息子ヒョヌの主治医や夫や家族やマネージャーさえも
信じられない精神状態に追い込まれていきます。
そして、番組が進むにつれ、人々の欲望や人間関係がぶつかり合い、
ついには殺人事件まで発生します。

へインとスンインら警察チームとドンウクらの「ウォンテッド」
生放送チームが犯人を捜すために激しく戦っていきますが
警察は犯人逮捕ではなくテレビ放送の視聴率を取りたいのでは
ないかと責め立てる部分もありますが、子供ヒョヌを救うために
どちらも真剣に臨み必死なのはよく分かります。
本当にベールに隠された真犯人は誰なんでしょうか?
「ウォンテッド」の生放送が続くほどに大きくなる疑惑。
ヘインは毎回ミッションをもらい、それを実行すると息子が
生きているという映像をもらいますが、その間に何人もの犠牲者が
でて犯人に対する怒りがこみ上げてきます。
ところが事件を追いかけていく中、ヘイン、生放送チーム、刑事の
スンイン(チ・ヒョヌ) は死んだ人々が7年前の事件と関連が
あることを知り、犯人が元夫のSGグループと関係があることを
知り、大きなショックを受けます。
そして、その犯人が「ウォンテッド」チームのチェ・ジュング局長
(イ・ムンシク)であることが判明します・・・
最終回を待たずに犯人が判明しますが、それにしても仲間の中に
犯人がいたなんて衝撃的などんでん返しに驚きです!

その動機はジュング局長は8年前にSGケミカルで作られた
加湿器殺菌剤により妻と子供の命を失っていたのです。
当時、ジュングは殺菌剤に毒性があることを突き止めようと
しますが、SG側の代表理事ハム・テソプ(へインの義理の兄)の
悪行によって証拠と証人を消されてしまったのです。
そして復讐のため最終的に「ウォンテッド」を利用し、
SGグループのハム・テソプ理事の悪事を暴露しようと考えたのです。



終盤、犯人だったチェ・ジュング局長はへインに子供ヒョヌを
かえしてあげますが、へインはチェ・ジュング局長に
「なぜ、私でヒョヌなのか?なんで私たちに罪があるのか?
悩みながらずっと考えていたら・・・それが分かった」と告げます。
たしかに、今まで番組に関係した人々は7年前の事件の加害者と
被害者です。ところがへインはそれに関係していない。ではなぜ
へインがターゲットに?へインの罪とは何でしょうか?
視聴者にとっては一番の疑問点ですよね? そして・・・
へインは元夫のテヨンとの過去を振り返りながら、8年前元夫のテヨンは
殺菌剤の被害者たちの訪問を受け、殺菌剤の毒性を調べようとしたが、
ヘインがこれを引き止めたため元夫は調査をあきらめたのです。
当時、妊娠中だったヘインは自分のことを知らないフランスに行って
自由に暮らしたいと思っていたのです。
そのせいで元夫は悩み傷つきながら兄のハム・テソプ理事に
殺されたのです・・・そして今やっと自身の過ちに気づくへイン・・・

最終回
へインの息子ヒョヌの拉致事件を皮切りに、犯人のミッションに
よって国民を巻き込む刺激的な放送をしてきました。
このような状況の中、ジュング局長が犯人であることが
明らかになり、加湿器殺菌剤事件が犯行動機であることが判明。
7年前ジュング局長を始め、SGグループの横暴によって
加湿器殺菌剤の被害者が多いことが知れ渡り、背後に悪事を
働いたSGグループのハン・テソプ理事の悪行の証拠も世間に
公開されます。
そして、へインはジュング局長が最後にやるべきことがあるという
願いを聞いてあげ、最後の10回目の放送をすることに・・・
放送当日、悪事を働いたハン・テソプ理事が放送に生出演
するようにへインは仕向けます。
放送がはじまり、確かな証拠や犯行があるにもかかわらず
全てを否定し「ウォンテッド」チームを怒らせるハン・テソプ理事。
彼は最後まで自分の罪を認めることはなかった・・・
本当に腹立たしく嫌な奴です。

それに対して、過去の事件と少しだけ関連があったへインは
「私は自分の家族だけを大切に思いそれを守るために他人の
痛みには目をつぶっていました。皆さんに申し訳なく思います。」と
へインだけが心から謝罪します。
ラスト、正義が勝つ痛快な結末を期待したかったですが
被害者たちにとっては、より悲しい結果の結末となったように
感じました。






コメント (4)
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